常用量離脱(薬害認知の契機) | ベンゾジアゼピンの離脱症状との闘い

ベンゾジアゼピンの離脱症状との闘い

私は過去5年間、デパスを1日5〜6mgの過剰投与しており、常用量依存となっていました。2ヶ月の休業を機に一気断薬するも挫折、3mgで安定を模索しつつ復帰し、4ヶ月経過しました。
が、また離脱症状が悪化し病休中。

今回は、私がデパスを減薬を決意するに至ったキッカケである、常用量離脱が起きた時の事についてかきます。長文になります。

私は以前は薬の知識が無く、何年も前からデパスを飲み始め、「あ、切れたな」と感じれば何の躊躇も無く飲む。これを繰り返していました。
記憶は定かではありませんが、自然と服用量が増えていき、ここ3~4年は、仕事の日は24時間で8mg、休日は3~4mgは飲んでいました。いつかやめればいいさと、離脱症状の事など何も知りませんでした。

体調がおかしくなったのは、平成25年4月、ちょうど1年前です。
仕事中に、目眩というか、体が苦しく息苦しくなり、座っておられず、休憩室で1時間くらい休む日が週に2回くらいあるようになりました。
医師に相談すると、「それは薬が効いてないんですよ」と、確かスルピリドを増薬されました。
それを一ヶ月飲みましたが、体調不良はおさまらず、7月に仕事中に本当に動けなくなり、病院へ運ばれました。
抗不安薬の事は内科医には言わなかったので、「内科的にはどこも異常なし」とのことで、また仕事を再開しました。
ですが、体がだるい、イライラする、頭が回らない等の不調を抱えながらも仕事をしていましたが(その時は不安感は皆無でした)、9月、また仕事中に動けなくなったのです。
それが休業するキッカケでした。
その時ですら、デパスの知識は全くありませんでした。

今振り返ると、デパスを飲むと、不安感は抑えられていましたが、いや、飲み続けないといけない状態だったのですが、神経系が完全にバランスを崩して、体に変調を来たしている状態でした。
神経系が狂ってしまったので、もう抗不安薬を幾ら飲んでも効かないわけです。
量の問題ではなく、自律神経が悲鳴をあげ、体に現していたのです。

と、ここまで書いて気付いたのですが、ということはつまり、長引く離脱症状を緩和するために増薬、という手段も考えましたが、、、私には効かないのではないか?!
デパスをガブ飲みしていた頃でも、今のように、体が動けなくなった。
、、、でも、強烈な不安感は、一気断薬してからで、以前は無かった。

その考察は後日にするとして、常用量離脱は、このようなものです。
飲んでも飲んでも効かず、体中に不調をきたし、薬のせいでおかしくなる。
飲み過ぎたせいで、という表現の方が正しいのかもしれません。
何も考えずによく何年も飲んでいたなと、我ながら呆れかえります。

読んで下さりありがとうございます。