大河ドラマ「光る君へ」が佳境に入ってきました。

いよいよ、まひろ(紫式部)が『源氏物語』を書き始めました。

今回の大河ドラマは、今までのような戦国時代の戦(いくさ)のシーンがほとんどないのがいいです。

自分がもし名もなき足軽の立場であったなら、戦で簡単に死ぬのだろうと思うと、昔のように勇ましさを賛美する気になれないので…。

大石 静さんの脚本がいいと思います。史実はどうかわかりませんがいいと思います。

俳優の方々の演技も素晴らしいと思います。

そんな中でも柄本佑(えもと・たすく)さんの藤原道長が今までいだいていた道長像と違って私にとっては、理想的な政治家に思われます。

 

※赤旗日曜版(8/25号)に掲載の写真をお借りしました。

 

以前(3年前)の日曜版のインタビューに答えて、俳優の柄本佑さんの次のような言葉がありました。

 

~〝演じる″とは、どういうことか。人間国宝・柳家小三治さんの〈芸なんてできる限りのことしかできないんだから、あとは人です〉という言葉を心に刻んでいます。

「表面に出ていることは、大したことはないと思います。見ている人もそれを見ているようで、実はその奥にある、その人の本質を見ている。人として自分を鍛えることがだいじだと思っています」。~

 

その記事を読んで、若いのに素晴らしい人だなあと思いました。

 

詰まるところ、最後はその人の生き方とその人の人となりが、声や話し方や顔の表情に全部映し出されるように思います。

 

特に俳優や歌手の方は、その人柄に惹かれるところが大きいと思います。

 

今回の大河ドラマは、めずらしく第一回から録画して、毎回見ています。

これからが益々楽しみです!

 

(^_^)v