日曜日(4日)、大阪国立文楽劇場で人形浄瑠璃を観てきました。

学生時代の友人がチケットが1枚余ってるから、よかったら行かないか?と誘ってくれました。

外はめちゃくちゃ暑いし、退院して1週間ほどなので、どうしようか?と迷いました。

ですが一人では滅多に行くことはないので、思い切って元気を出して行ってきました。


友人がボランティアの帰りによく立ち寄るという近鉄難波・駅ナカの「魚河岸日本一」という立ち食い寿司で待ち合わせました。

私は、アルコールが飲めなくなってしまいましたので、お手頃ランチの「楓」(1100円)を注文してお茶にしました。

友人は、単品で何個かの寿司をアテにして、生ビールを飲んでいました。


大阪の国立文楽劇場は、以前橋下氏が大阪市長だった時に観客が少ないという理由で補助金を削るとか言っておられたように記憶しています。

300年続いている人形浄瑠璃は、やっぱり伝統文化として守り残してほしいです。




夏休みということで1部は、子どもさん向けの演目「ひょうたん池の大なまず」と「西遊記」。2部の演目は、「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」。




我々が観た3部は、18時からの近松門左衛門作の「女殺油地獄(おんなごろしあぶらじごく)」 でした。


『公益財団法人文楽協会』も若い世代に興味を持ってもらおうと努力されていると思います。


はじめて観た人形浄瑠璃は、テレビで見るのとは違って人形も語りも三味線も迫力がありました。途中20分の休憩を挟んで2時間半の公演でしたが舞台の上に字幕も出るのでセリフもよくわかって、引き込まれてあっという間に感じました。


やっぱり伝統芸能は、大したものだと思いました。


休憩時間にパンフレットとお饅頭のお土産を買って、少しだけ売上に協力させてもらいました。


島津亜矢さんも、名作歌謡劇場で近松門左衛門原作の「曽根崎心中」より『お初』・「冥土の飛脚」より『梅川』や『大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)』より「おさん」など数々の作品を歌っておられますが、人形浄瑠璃と全く遜色のない素晴らしい歌唱だと思います。



人形浄瑠璃を観たのは、はじめてでしたが、島津亜矢さんの名作歌謡劇場を観ていたので、近松門左衛門の世界がより身近に楽しめたと思います。


毎日、暑いですが時々少しだけ涼しい感じの風が吹き出してきたように感じます。


早朝、畑で汗を流すとスッキリします。

家での平凡な暮らしが如何にかけがえのないものか、よくわかりました。


そして、島津亜矢さん渾身のアレサ・フランクリンさんのカバーアルバムを聴くと、すごく体にいい感じがします。


今度の島津亜矢さんのアルバムは、本人もおっしゃっているように、たぶん亜矢さん史上、最高傑作だと思います!


(^_^)v