明日から国体が始まります。
今日は休みだったので 午後から ヨガのレッスンを受けようと 空港方面へクルマを走らせていたら
ぼちぼち 交通規制の時間でした。
天皇皇后陛下が 山口県へ行幸されるため
宇部空港周辺は 送迎の人たちが沿道へ並んでいます。
人が多いのが苦手なので
あえて 並んでまで行こうとは思わなかったのですが
空港の公園前で
まだ 入れそう。おもったよりも人が少ない
と、よていを変更して 公園へクルマを乗り入れたらば・・・
全国から集まった警察のバスや 車 あと 黒塗りの おそらくＳＰの方たち。
が待機していて 物々しかったです。（こちらも キンチョーしました！）
沿道で旗を振ろうか 、いや 空港敷地内まで来たのだから ここは正面から お出迎えでしょう！
時間もなかったので 入口まで 猛ダッシュです。
ま、間に合いました！（汗）
報道陣の横が 正面だったのです。（エヘヘ）
旧知の関係者に見つからないように こそっと。。。ジャージ姿で 列にまぎれました。
県知事さんが 出てこられ そのあと 久保田宇部市長が 正面で ごあいさつされた後
菊の御紋の 御用車に 乗りこまれました。（あの車はいったい どうやって運んでこられるのでしょうね？）
美智子さまの 立居振舞は とても エレガント。
優しさのあふれる空気を ふんわりと まとっておられました。
時間がそこだけ 違う流れのようです・・・
陛下の笑顔は 親しみやすい お人柄が うかがえます。（その辺のおじさんと 並んでても違和感ナシ）
正面から お二人を拝見できたので もう 嬉しい 嬉しい！
露払いの方と ＳＰ 優秀な日本の警察官たち
先導車 白バイ と、御衛のバスに前後を挟まれて空港前通り過ぎて行かれました。
守るべき 国の要人（もっと適切な言い方はないものか・・・）なのだと あらためて
認識した瞬間でもありました。
天孫降臨から 神と人間の結びつきによって始まる日本の皇室と神話を 紐解くと
皇室のあらましが書かれています。
年々 日本は 神様の国 だなあと感じることが増えました。
現代は 無宗教 と 言い放つ人が多いですが、 神様は いつもそこにいて
見守ってくれている。
教会や お寺に出向かなくても まわりに宿っているものなんですね。
「皇室は 国民の祈りでありたい」 と お若いころの美智子さまが 言われた 言葉の意味が
以前は ？？（何のこと？）でした。
恥ずかしい話ですが この歳になって ひょってして このこと？と 思ったのは・・・
国民が 大変な場面に出合った時
それは たとえば 今回の震災 原発 で どうしようも 手がつけがたい困難が降りかかった時に
人として 大変な目に合っているひとたちに
手を差し伸べられる 励まされる
そして それを支える人たちの もっと 事態が良くなってほしい！
こういう 願いを 祈りを とどけてくださる役割を されているのだ
そう思います。
こうやって ものものしく 護衛されながら 危険なところに 出向いて
お声を掛けられる いたわって下さるその姿をみて
皇室は 税金の無駄遣いだ
などの ささやきかは
はたしてそう言いきれるのか？
これって だれにでも できる 役割では ないと思いませんか。
このたびの震災で 遅ればせながらも
ものものしく 護衛されながら 現地に 出向いた 某 首相は
被災者から「帰ってくれ！」との 言葉を投げかけられていました。（ま、憎まれてなんぼの仕事ですから）
このときはタイミングが悪かったので 某首相は ちょっと可哀そうでした。
ですが、苦しさや 痛みを 分かち合おう とする姿は
嘘やお義理が 含まれいたならば 誰も感動しないし 勇気づけられることもないでしょう。
何か きっと 「あれ？」と違和感を感じるはず。
お二人の言葉によって 暗かった 被災者の人たちの顔が パッと明るくなるところは ＴＶを通して
見る 私たちにも 安堵の気持ちを与えてくれましたから。。。
自分の ハートで 感じること
良いことも そうでないことも
そこには 正直な答えが出ているとおもった 午後でした。