みなさん、こんばんは!ご機嫌よろしゅうございます。

 

連日暑いですね...元高校球児としては、夏の甲子園予選で熱戦を繰り広げている高校球児たちが熱中症で倒れないか心配になります。

水分補給をしっかりしつつ、脳疲労を溜めないように頑張って欲しいですね。

 

では本日のテーマです。

6/19日放送の「予約殺到!スゴ腕の専門外来スペシャル⑪」より、またモノ申したいことを好き勝手書かせていただきます(笑)。

 

 

腰痛治療に革命が!?奇跡を起こす「ペインクリニック」

 

~番組冒頭~

 

〇腰痛を抱える人は日本人の4人に1人、約2,700万人いる。

 

〇腰痛の85%は原因不明である。←画像しか観てないから原因が分からないんですよ。

 

〇治療が非常に困難。手術をしても治らない。一生付き合うしかない人が後を絶たない。←そりゃあ原因をはき違えてるんだから手術しても治りませんよ。だって痛みの原因は腰ではないのだから。全然関係のないところを手術して治るわけがないでしょう?

 

〇「ペインクリニック」は痛みの原因を探し、痛みの治療をする外来。患者の痛みを取り払うことに特化した外来。

 

〇治療の選択肢は3つ...「手術」「投薬」この2つの間を埋める「第3の治療法」←「痛みの原因を探し」と言っておきながら薬が治療法として入ってくるところがまずナンセンスですよね。「治療」という字の意味わかってます?「治す」ですよ?痛みを抑えるだけの薬がのどこが「治療」なんですか?手術もただ身体を傷つけるだけで意味が全くないことはもう周知の事実ですね。

 

 

〇症例①痛くて座っていられない。イスに座ることと寝ることができない。半年前から続いていて、食事も立ってしていると。

「痛みの発生源を正確に知ることが重要」→レントゲンで調べる(笑)。身体を動かしたときの腰椎がどうなっているかも調べ、画像と痛みの感じ方を照合させる。

「神経の入っている脊柱管が3ヶ所狭いですね」→「脊柱管狭窄症」と診断(笑)

「狭いところが全部痛いかというと、痛みを出しているのは1ヶ所。左側の5番目ですね」(第5腰椎と仙骨の間の神経根)←痛みを出しているところと出していないところの違いって何ですか?何が違うんですか?教えて欲しいですね。

 

治療法はブロック注射(笑)。←やってることは昔と変わらないじゃん!

脊柱管狭窄症には一切手をつけていない。「ブロック注射をして適切に動くと痛みがなくなる人も多い」←おいおい、本当に治そうとしてます?賭けのような感じで投げやり感がありますけど?

患者に合わせた負担の少ない治療法を駆使して痛みを取ることで腰痛の根本治療につなげる...第3の治療法。←あれ?ペインクリニックは「痛みの原因を探し痛みの治療に特化」してるんですよね?でも「根本治療につなげる」って、自分たちには根本的には治せないって認めてるんですか?それで「痛みの専門」「痛みに特化」とかよく言えたものですね。

 

ちなみにスタジオで紹介された最先端治療法は「経皮的椎間板摘出」という手術でした。「負担の少ない治療法を駆使して」はどこへ行ったことやら...(笑)。

 

 

〇症例②第5腰椎と仙骨の間の椎間板ヘルニア。

「椎間板が変性して神経を圧迫する症状」...「外科手術で取り除く方法などがある」←もうノーコメントで良いですかね(笑)。神経が圧迫されても痛みは出ません。椎間板の変性はただの生理現象、加齢とともに誰でも起こってきます。痛みの原因にはなりません。椎間板ヘルニアで手術するなんてまったくの論外です。

 

詳しくはこちら...院長コラム「ヘルニアの謎~画像診断の矛盾」

 

 

〇症例3痛くて頭がおかしくなる。左足を切ってしまいたい。痛みで2~3日眠れないことも。

5年前にバイク事故により脊髄損傷、負傷ヶ所は完治したのに痛みがなくならない。

ブロック注射、薬は全然効かない。6~7ヶ所病院まわった。

 

「神経のダメージによる痛みの典型例」「常時ピリピリ、ジリジリ痛い。触れられると痛い」...第3腰椎の付近の神経障害性疼痛。←負傷ヶ所は完治したんでしたよね?それとは別の原因が起きててってことでしょうか?

「骨折ヶ所の神経の障害によって痛みがないのに痛いという電気信号が出続けている状態」...根本治療は困難。痛みを取り払う究極の方法は「脊髄刺激療法(小さな装置を体内に埋め込み、脊髄にごく弱い電気を流すことにより、痛みを軽減するという治療法)」←ん?骨折?急に出てきましたけどいつ骨折したんですか?バイク事故のときですかね?

それに...「骨折ヶ所の神経の障害によって痛みがないのに痛いという電気信号が出続けている状態」っていう説明が意味不明過ぎてまったく理解できなかったんですけど...どなたか教えていただけますかね?

まず骨折だろうがなんだろうが神経が障害されても痛みは出ません。「神経障害性疼痛」なんていう病名が存在していることがおかしいのです。「痛みがないのに痛いという電気信号が出続けている状態」これってつまり私が常々主張している「ソフトペイン(脳の誤作動による痛み)」と何が違うのですか?

それで...やっぱり手術するんですね。「負担の少ない治療法」「手術、投薬の間を埋める第3の治療法」と豪語しておきながら手術してるじゃないですか?体内に装置を埋め込んで脊髄に電気を流す?これのどこが「負担の少ない」と言えるのでしょうか?

 

 

終わりに「第3の治療法の可能性は期待大です。手術より負担が少なく、投薬より効果が高い」と締めくくっていましたが...いやいや、今回紹介された治療法のうち、2件で思い切り手術してますからね。残りの1件も注射ですからね、今までやってたブロック注射と何も変わってないですからね。

こうやって現代医学は常に「新しい、もっと良い治療がありますよ。今までの治療とは違う、こんな最新治療がありますよ」と言葉巧みに私たち国民を騙して...失礼、本当にこれが良いと思い込んで真剣に取り組んでいる人も多かったですね(笑)。

 

治療法を選ぶ権利は患者さんにあります。どんな治療を選ぶかは患者さんの自由ですが、本当に身体への負担が少ない質の良い治療をお選びいただけるよう祈っています。そのためにも、きちんとご自身で調べて、原因を考えましょう!

 

 

 

「第3の治療法?何だそれは!BFIというもっと痛みの本質をとらえた身体に負担が全然ない良い治療があるだろ!」と思った方は応援よろしくお願いいたします。


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