生まれた時のこと③ | とにかくやってみよう!

とにかくやってみよう!

2014年7月9日待望の長男を出産。彼は18トリソミーでした。ただただ愛しい我が子は、ただただ強く生き抜き、10月27日お空に帰っていきました。
そんな我が子の備忘録と、単純に私の独り言の場としてやってみようかな的、ブログです(^_^;)

ラストかな?

眠剤を飲んで、
気持ちと逆行しつつも、
2日ぶりにぐっすり眠った出産3日目の朝。
ふと、目を覚ますと、
窓の外が、凄くいい天気で、きれいな青空が見えました。

あ、青が今、元気に頑張ってるんだな…

そうふと思いました。


あぁ、あの子が私の赤ちゃんなんだ。
青が私の赤ちゃんなんだ。
どんな状態でも、どんな体でも、
青が私の赤ちゃんで、生まれてきてくれたんだ。

そう思いました。

そう思ったら、
無性に青に会いたくなりました!

青が頑張ってる。
私にできることは、泣くことじゃない。
薬ほど大事だと先生が言っていた
母乳をいっぱいいっぱい飲ませてあげる事だ!!
朝ごはんをいっぱい食べました!
そして、
NICUに笑顔で、青に会いに行きました!
初めて、愛しいとほんとにほんとに思いました。
旦那さんは、目に入れても痛くないほど可愛いとはこの事やな~とデレデレしてました
この子にできることは、何でも、全部してやろう!!
そう2人で心に決めました。

あんなに泣いた私の頭の中は、
自分達の事ばっかりで、自分がかわいそうで、
少しも青の事を考えてなかったんだとわかりました。
今考えたら、情けないし、弱いなと反省。
でも、どうしてそんな風にしか考えられなかったのか、今は全然わからない。
それはきっと、そんな私を、青はママに成長させてくれたんだと思います。


そして、
先生の断言とは裏腹に、
青は、自分でオシッコもウンチもできる子でした
大手術したのに、生後5日目、自分で管を引っこ抜いて、
その後も自力呼吸で、サチュレーション90代キープ!!
心室中隔欠損と、肺動脈弁狭窄の絶妙なバランスを保って、
先生にびっくりされるくらい元気な子で、
生後1ヶ月で退院できる事になります

私の退院の日、
染色体検査の結果がでました。
結果は、フルの18トリソミー。

でも、私達の考えは変わらない。
できることは全部やる。
先生達もそのつもりだと言ってくれました。

ただ、髄膜瘤の手術で、結果、脳水の通路をふさいだ状態で、
ある程度、脳に吸収されるやろけど、
だんだん脳室に水が溜まってくるだろうと。
水頭症の進行具合で、いずれ近い内に、水頭症の手術はいるでしょう。
とのことでした。


…こうやって、
青生は生まれてきました。
愛しくて、ただただ愛しい、青生。
最初から、私達にパワーをくれる、強い子でした。

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退院前日の青ちゃん