2024年
辰年の新たな一年の始まりである
この時期の青森としては、寒さも落ち着いており、とても過ごしやすい気候であった
そんな穏やかな年明けを迎えていると、おとそ気分が吹き飛ぶような出来事が
立て続けに起こってしまった
元日 最大震度7の能登半島地震発生
震源が近かったこともあり、瞬く間に津波も到達した
半島という地形もあるのだろうか、液状化現象も多発し
家屋やビルの倒壊が相次いだ
甚大な被害である
お亡くなりになった方も少なくなく、現在でも行方不明の方がいる
被災された方へはお見舞い申し上げるとともに
お亡くなりになった方へは心よりお悔やみ申し上げたい
そんな中でも各地の原発に影響がなかったことだけが、唯一ホッとしたことであろうか
翌2日には、羽田空港の航空機火災
滑走路で海上保安庁の航空機と衝突したことによるものだが
海上保安庁は被災地への物資輸送で離陸待ちしていたとのこと
前日の地震がなければこの事故も起こらなかったかもしれない。
機長を除く海上保安庁の乗組員はお亡くなりになってしまったのは大変残念だが
旅客機の乗客および搭乗員が全員無事だったのは本当によかった
海外からは奇跡と言われその対応を賞賛されている
これらの災害、事故を目の当たりにし
生死は背中合わせであると、心底感じる出来事であった
今まで当たり前に暮らしてきたことが
全く当たり前でないことだとつくづく思う
辰年は躍動と開運の年と言われる
今年も何かを物語るような年明けであった
この先は何が起こるかわからない
しかし、何があったとしても本質を見失わずに前進あるのみである