1月28日に青森認定看護管理者会の総会が開催された。

10周年という節目を迎え、今回は浅虫温泉に参集で記念大会を開催した。

微力ながら私も講演の講師を務めさせていただいた。

 

この会は看護管理実践における能力の向上のための研鑽と、

情報ネットワークの拡大・強化を目的としており

研修や実践報告などの活動をしている。

 

映画「八甲田山」のセリフ「天は我々を見放した」は有名である。

121年前の明治35年1月。

大寒、極寒の中で、八甲田山雪中行軍が行われ大量遭難が起きた。

陸軍青森歩兵第五連隊210人中199人が死亡。

山岳史上最悪と言われる遭難事件である。

 

この映画は、リーダーシップの教材に使われることも多い。

自然の中で発生した想定外の事象に対するマネジメントについて、

現代においても、環境が異なっていても、すべてに通じて考えさせられる。

 

2つの隊が同じ任務を遂行するというミッション。

その明暗を分けたのは何だったのか・・・

色々な要因があるだろうが、そのひとつに情報不足があげられている。

 

認定看護管理者会の目的は研鑽と情報とネットワークであり、

その活動はとても重要である。

今回は記念ロゴも作成し、10周年に花を添えた形となった。

 

折しも10年ぶりの寒波襲来であったが、

参加された方は、心も身体もほっこりとして帰路に着いたことだと思う。