お盆は先祖に思いを致し感謝する時

仏様が迷わず来るくとができるように迎え火を焚く

そしてゆっくり帰るようにと送り火を焚く

 

一刻も早く帰ってきてくれるように、キュウリで「精霊馬」を作り

帰りはゆっくり帰ってもらえるように、茄子で「精霊牛」を作る

ただ、地域によっては馬と牛が逆だったり、行き帰りともキュウリの馬だったりするそうだ

 

お盆くらいしかお墓参りをしない方もたくさんいるだろう。

いや、ほとんどの人はそうなのではないだろうか。

お盆の墓掃除は普段やらない分時間がかかる

時期的に暑いさ中なので、早朝に行くことが多い

 

お盆休みは、普段は滅多に会わない同級生と会ういい機会となる。

「今度みんなで集まろうね」と合言葉のようになっている

「来年の今頃、生きているとは限らない」からと

毎年同じことを言いながらお盆が終わる。

 

まぁこれも元気だから交わせる会話

実際は自分の事として考えないから言える

死は誰にでも等しくやってくる一度きりの一大イベントであるが

一番身近に感じることができないイベントである。

「誰でも死ななくちゃいけない。でも私はいつも自分は例外だと信じていた。なのに、なんてこった」

外国の劇作家の名言である。

 

ついに8月も終わり、肌に感じるのは秋風になった

と思っていたら、お彼岸の時期である

これも毎年同じく感じること