通勤で奥羽本線を利用している

北国の電車は、乗降時にドアの開閉ボタンを押す

そのボタンの押し方も人それぞれで面白い

 

ボタンが点灯する前から押し続ける人

点灯したのを確認してから押す人

何度も小刻みに連打して押す人

共通するのは、誰もが時間ロスを最小限にして

ドアを開閉するように備えている

 

ところが車掌の誤操作か

全車両のドアが開閉する駅で

1カ所のみしか開かないことが稀にある

 

駅に着くと、誰もが開閉ボタンを押すその指に注目する

自分が押す立場になると、背後から皆の視線を感じる

緊張のプッシュがダッシュの合図でもあるのだ