通勤途中の駅ホーム

発車メロディーが変わったことに気づいた。

祭囃子とともに尾身会長の感染対策の注意喚起が流れている。
お盆を迎え、明らかに人流が増えていると感じた。

新幹線に乗車時、前に子供連れの親子がいた。
幼子を胸に抱き、もう一人、手を引いている。
その上の子は3歳位であろうか。突然泣き出した。

一瞬何が起きたか分からなかったが
その様子から、子どもが靴を線路に落下させたのだと知った。
2人の駅員が駆けつけて状況を確認

ホーム下をのぞくと、確かに小さいズックが見えている。

車内のアナウンスでは

在来線の影響で3分遅れの発車する旨と、その後の到着予定が伝えられた。
親子に対する心遣いを感じ、少し嬉しく、安堵にも似た気持ちになった。
子どもは片足は靴下のままで、親子は駅の窓口に向かって行った。
小さな子を連れて移動するのは、本当に大変なことだと思う。
同時に、落ち着いて対応する親子をみて、私も見習いたいものだと感じた。