今月2日にとある看護系学校の継灯式に出席しました。
感染対策を講じての開催でしたが、来賓は本職のみでした。

いまさら、言わずもがなですが
手に持つ灯火は「献身」を意味します。

これはナイチンゲールが唱えた隣人愛・人間愛を模範とし

受け継ぐことを意味して灯をともします。
また、ナイチンゲールが患者のために暗い夜もろうそくを灯して看護したということから

『看護の心の灯火』とも言われています。

継灯式では、生徒それぞれが、その灯火の中で

自分の目指す看護師像を、一言一言かみしめるように宣誓していました。

校長の式辞では

「どのような資格を取得しても活かすのはその人によるので研鑽を積むように」

との言葉がありました。

今日の継灯式での、凛とした空気の中での宣誓を忘れずに看護師を目指して欲しい

そう思うと同時に

新人を迎える現場では、これまで以上に看護への思いを大切に育成して欲しいと願いました。

さて、イチローさんが高校生に野球の指導を行ったと報道がありました。

ニュースの中で、野球部員は「幸せな時間でした」と感想を述べていました。

彼ら野球少年と同じように、継灯式に臨んだ生徒たちも幸せな時間をかみしめたと思います。

そしてなにより、出席できた私も幸せな時間をいただきました。