最近のニュースには、驚くばかりです。
関西電力の幹部が高浜町の助役から金品を受けていたこと。
さらには関西電力が役員報酬の一部を退職後に補填し、その税金まで支払っていたこと。
企業倫理とはいったいどこへ?!
といった感じです。
さて、医療現場における倫理と言えば「臨床倫理」「職業倫理」「研究倫理」などがあります。
病院機能評価解説集には
「医療行為が基本的に侵襲のあるものであることを考えれば
すべての医療行為は倫理的な側面を持っているとも言えるものであり
意識的にその問題の存在を考える組織風土が重要であると言われている。」
とあります。
まずは、倫理委員会等、組織的な検討の場で議論される仕組みがあること。
そして、仕組みが継続して機能していること、が大事だと思います。
どこでもいろんなことはあるでしょうし、起こりえます。
誰でもが意見を言える環境かどうか
また、その意見を聞く耳を持っているかどうか
そういうことだと思います。
ちなみに日本看護協会のホームページにも「倫理」とは何か、を
わかりやすく説明してありますので、ご参考まで。