3月1日県内某学校の卒業式に出席した。
ご存じのように、新型コロナウイルス感染症対策のため
国の方針で2日から全国臨時休校が行われている。

 

元より1日に予定されていた卒業式は
保護者そして来賓も出席して、通常どおり挙行された。
それでも可能な限り時間短縮に向けた努力を感じた式であった。

 

答辞では、家族や教職員への感謝の言葉が述べられ
卒業ソングなどはその学校の伝統が表れており
何回参列しても、やはり卒業式は感動するものだ。

 

翌2日の朝のこと
小学6年生の子どもを持つ知人が、最後の登校を見送ってから出勤したと話していた。
卒業式は予定された日に出校し、事前の練習はほぼ出来ずに式が行われるという。
限られた時間に最善を尽くすということである。

 

プロの野球、サッカー、相撲、高校野球など、スポーツ界での無観客試合等の対応も
全てが史上初、世界初の対応である。
先人達はこうして歴史をつくりってきた。
そして、今の時代を生きる自分達も
同様に、歴史を刻みながら生きていることをつくづく実感する。

 

このような状況だからこそ
迎えられるハレの日を大事にしたい。