1月29日から5日間、当県で第75回国体冬季大会(八戸国体)が開催されました。
その国体に関して、2月1日付の新聞で「マナー違反 敷地内で喫煙」と題し
YSアリーナでの喫煙が確認されたとの記事が掲載されました。
その内容は、選手や観客への受動喫煙の恐れがあること。
吸っていたのは地元関係者とみられること。
これに対し、「アスリートが集まる場なのに最悪だ」
「選手は副流煙を浴びないように気を使っているのに残念」
といった厳しい声が聞かれたとのことです。
1月28日に青森県受動喫煙等防止対策に係る事業者公開ヒアリングの場で
受動喫煙防止条例骨子案と改正健康増進法への対応について
当協会の見解を以下のように述べました。
「青森県看護協会は、受動喫煙防止条例制定を早期に実現することに賛成です。
本県の健康問題の主たる原因のひとつに喫煙があり
本県の喫煙率が高いことは皆様が認識していることです。
そのことにより喫煙者本人のみでなく
受動喫煙というかたちで、タバコを吸わない人々にまで
健康被害を及ぼしていることも周知の事と思います。
受動喫煙は、他人の命を危険にさらす可能性のある行為であり、
喫煙者にとっても、他人の健康に影響を及ぼすことは不本意であると思います。
また、知らずに受動喫煙している人は、健康被害を受けたことにより、
生涯に及ぶ影響を受けることにつながる可能性も否定できません。
看護協会は、保健・医療・福祉の一翼を担う専門職能団体として、
健康な社会・地域づくりを望むために、制定について推進していただきと思います。」
もちろん喫煙する方の権利も大事です。
喫煙者への配慮も忘れずに
受動喫煙防止に努めましょう!