6月に入り、衣替えと同時に標記ファーストレベルの研修がスタートしました。
受講者は85名で、高齢者施設勤務から1名、県外からも2名受講されています。

青森県看護協会のファーストレベル研修は平成5年にスタートし、
日本看護協会と同時スタートなので早い方だと言えます。


開講から26年、毎年80人の受講とすると、約2000人以上の修了者が

看護の現場で活躍していることになります。

多忙にも関わらず背中を押して研修に送り出してくれた職場や家庭の方々、

何より受講を決意された皆様に敬意を表したいと思います。


認定看護管理者教育は今年からカリキュラムが変更となりました。

改定の主なポイントとしては以下の3点になります。

 ・積み上げ過程を明確にできるようにカリキュラム基準の枠組みを見直し、

  分散していた内容をⅠ・Ⅱ・Ⅲと段階的に学べるように整理したこと。

 ・新たな枠組みに合わせて教科目と時間数を設定し、

  地域包括ケアに対応できるように社会保障制度や保健医療サービス、

  他職種連携に関する内容を強化したこと。

 ・さらに学習した内容を実践の場で生せるよう、統合演習を設定したこと。

 

また、時間が150時間から105時間に変更となり受講しやすくなったと思いますので

是非とも受講を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

さて、ここでイチローの言葉を紹介したいと思います。

 

遠回りだな、と思うことでもそれが一番近い 

過去の失敗や成功、いろんなものがあるからここにいる。

過去の無駄な出来事をどれか一つでも欠けていたら、今の自分になることはできない。

僕はめちゃくちゃ失敗しているので、失敗してなかったらきっと違うところにいたでしょう。

でも、失敗してなかったら人としての深みはきっとなかった。

 

と述べています。

ですから色んなことがあって、今この時期にここにいていいのだと思います。
また引退会見で、貫いたことは何かと聞かれ「野球を愛した事」と答えています。

 

看護と看護管理についても、ゆるぎない信念を持てたらいいですね。
ファーストレベル研修の最終日9月6日がとても楽しみです!