残念ながらタイトルのような艶のあるお話ではありませんが、
通勤の新幹線車中で、隣の席に着いた若い女性から声を掛けられました。
「何処でおりますか?」と尋ねられたので、私は「次の新青森です」と答えました。
この何気ない会話から次のように発展しました。

 

・この4月に医療系の専門学校に入学した
・2年後に国家資格試験を受ける
・医療系の職種に就きたいと思っていた
・しかし現在の学校は医療系ではあるが第一希望の職種ではない
・それは、対象者のために世界にひとつだけのオーダーメイドの技術を提供する職種
・その技術は、その強い"思い"がなければ達成できないこと 
・今はこれで良かったと思っている

と話してくれました。

 

「その考えはとても素晴らしいことですね」と話したら、学校の先生に教えて貰ったとのこと、

その女性は、いつも乗る新幹線に乗り遅れて、たまたまこの列車に乗ったとのことでした。

 

私が看護協会の役員であることや看護職であること等は
一切語らなかったのですが、不思議なご縁をいただきました。
一駅区間の出会いではあったが、生涯忘れられないことを教わったと思います。