12月10日 第197回 国会の最終日に
「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」(以下、脳卒中・循環器病対策基本法と略す)が可決・成立しました。
2007年に「がん対策基本法」が施行され、がん診療連携拠点病院の整備や
緩和ケア提供体制の構築、地域がん登録、小児がん対策やがん患者の就労問題など、
がん患者さんを取り巻く環境は法制化により目に見えた成果が上がっています。
脳卒中・循環器病対策基本法は、単に平均寿命の延長を目指すのではなく、
健康寿命の延伸と、生活の質の向上を図ることを目標に作成されています。
このことは、脳卒中および心臓病に対する国民の福祉向上に加え、
総医療費・介護費の抑制にも繋がるものです。
法制化により期待されることは多くあり、予防から治療そして地域まで、
看護も意識して取り組みを進めましょう!
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