前回の記事に、私がハローワークの就労支援を受けなかった理由を簡単に書きました。
あおちゃんを妊娠して、自分一人で育てなくてはいけないと分かった時にすぐに市役所などにも相談に行きました。
その時に勧められたのが、生活保護でした。
どうして生活保護を受けたくなかったかは二年前の記事に詳しく書いてます。
その中でも一番は、車を手放したくないでした。
東京などの都市部と違い、私の住んでいる地方都市の田舎では車がないと何もできません
妊娠中の大きなお腹を抱えて、出産後には乳幼児を抱えての移動に車がないとどうしようもないのです
車といっても中古の安い軽自動車で、高級車とは程遠いものです。
裏金を貯め込んでも罪に問われない政治家がいるのに、どうして安い中古の軽自動車まで制限されるのか…。
交通機関が沢山ある都市部と地方をどうして同じ基準にするのか…。
この点にも大きな疑問を感じました。
ハローワークの職業訓練にしても、失業保険を受給できない人はその月の生活費にも困ります
訓練の費用も貸付になるものもあり、どれも私には無理でした。
訓練期間を何とか乗り切って資格を取ったとしても、乳幼児がいると就職できるのは非正規雇用の仕事が殆んどです。
保育園に預けていても、熱が出たりすればすぐに呼び出されてしまうので、職場も居心地が悪くなります
どんなに頑張って資格を取ったとしても、非正規雇用で長い時間働くことができなければ、低賃金のままです。
シンママでも子供の世話をしてくれる親や親族がいれば、長時間の労働も可能ですが私にはいなかったので、在宅でできる仕事を選ぶしかありませんでした。
国も役所も乳幼児を抱えるシンママの実情は分かってないな…と今でも感じています