前回、私は「パイロットの彼を思い通りにしたい自分が気持ち悪いと感じるようになって、執着心に苦しんでいると気づいた」と書きました。


休職中だった副業のパティスリーで起きたレイプ事件が耳に入り、私のこの執着心はエネルギー的なレイプみたいな物で、彼を自分の欲を満たす道具にしてると教えてくれた。


好きな相手を自分の思い通りにしたい執着を拡大したら、こんなレイプ加害者のようなエネルギーなのかと思ったら、あまりにおぞましいと感じ、彼への執着は失くす事ができました。


この執着心は、物価の高いハワイで一人で暮らす不安から、誰かを頼りたい依存心が元になっているのも自分で分かっていました。


離婚してからこの10年、実際に支払いが滞ったり、生活を誰かに頼らなければならなかった事は、ありがたい事に一度もありませんでしたが、潜在的に自己不信、不安があったのだと思います。


自分に受け取る許可を出さずに、欲しい、欲しいという思いが止まらないのが執着。


欲しがるのではなくて、受け取る許可を自分に出す、受け取る邪魔をするエネルギーを浄化する、それだけで良かったのかもしれません。


子供二人分の養育費を無事に8年払い終えた自分を褒めたら高待遇のオフィスワークが決まり、理想通りの立地で希望通りのコンドミニアムに引っ越す事ができました。


一人で夢を叶える事ができた!


この環境に彼を呼ぼうと、引っ越し先が片付いて植物も飾り、いざ連絡する日が近づくと私の潜在意識は、


「彼に執着するのは気持ち悪いよ。また自分から連絡するの?相手もその気なら連絡してくるよ」と囁くので、「うん、私しつこいかも。あのパティシエと変わらないよね」と、素直にその声に従いました。


しかし、その翌日、


「ん?あの潜在意識に従ったら今までと同じじゃん!!」


と、自分で自分にツッコミが入ります。


私が本当にしたい事は何だっけ?


間違いなく、現状維持ではない。


今までとは、彼の出方を待って、相手の気持ちを探るように受け身で音信不通。


今は、理想の生活を自力で叶えてしまったので、当時とは私の波動が違う=現実も全て変わる、人とのパワーバランスも変わる。


1年音信不通だった彼から返事が来るようになった。


私がしたかった事は、離婚後、男性性優位だったエネルギーから女性性をバランスよく使う事だったのかもしれません。


パイロットの彼は、職業的にも間違いなく男性性が強い。


音信不通に突入したのは、彼にとって会社の合併という人生の一大事の時期でした。


音信不通から一年弱経過した頃、彼が住む地域にかなりの洪水被害。また無視される恐怖心を抱えつつ、送ったメッセージに彼は待ち構えていたかのように3分で返事をくれた。


丁寧なメッセージで、心配してくれたお礼、ブリティッシュユーモアを交えた被害状況説明、いつも通り私の近況を最後に聞く。


普段は職業柄いつも冷静を心がけている彼ですが、メッセージからは興奮したような嬉しそうな様子が伝わりました。


今、私は彼と結婚してる未来のビジョン通りの現実にいて、足りないのは彼本人だけ。


彼が現実に現れるかどうかは彼次第なので、ここを私がコントロールする事はできないし、コントロールしようとするのが執着なのだと思います。


視点をどこに置くかでエネルギーが流れる方向は変わる。


古いエネルギーに引っ張られてる場合ではない。


彼に遊びに来ないかと誘うのを躊躇させ、私を現状に留める働きをした潜在意識さん。


フッフッフニヒヒ


その手には乗りません。


潜在意識は、こんなふうに変化の前には不安にさせたり、強い恐怖心や疑いを持たせて歩みを止めさせます。


ここで諦めると、夢は永遠に叶わない。


私がハワイに住みたいと夢見ていた途中でも2000年に9.11があり「海外に住むなんて危険極まりない、特にアメリカは叫び」と夢を諦めそうになりました。


しかし、私は2003年末にオーストラリアに行く事にします。


ハワイはビザの問題で簡単には住めない、ならばワーホリビザで行けるオーストラリアで海外生活を1年満喫して、その後ハワイには旅行で行けばいい。


と、ハワイへの執着を手放しオーストラリアに行ったら、シカゴ出身のアメリカ人と出会い結婚。


物質主義の白人社会に洗脳された両親や親戚から逃げるようにHeart of gold=本物の心を探してオーストラリアを旅していた彼は「結婚したら住む場所は日本とシカゴの中間のハワイがベストだね。あそこはほとんどアジアだから」、「うんちゅー」と言う事で、私のハワイに住む夢は叶いました。


昔のニール・ヤングの名曲『Heart of Gold』の歌詞のように若かりし頃の元夫は、典型的な物質主義で中流家庭の両親の世代の生き方に疑問を持ち、戦争は嫌だ、アメリカ人として生まれた自分を嫌い、アイデンティティーを探していたのです。


彼を見て、日本人として日本で育った私は、アイデンティティーなど大人になってから探す必要がない自分って恵まれてるんだな、と両親に感謝しました。


今振り返ってみると、普段テレビを観ない私がたまたま深夜番組を観た日に消し忘れたテレビ画面が、夜中の2時か3時にいきなりツインタワーに突っ込む飛行機に変わった強い恐怖とショック、あれも私にとってはハワイに住む夢を諦めさせる潜在意識の演出の可能性がありますね。


しかし私はハワイじゃなくてオーストラリアに行き、夢を諦めたら遠回りかと思いきや、ハワイに住む夢はその翌年叶った。


私が現状を変えないよう、危険な目にあわないよう、現状維持させたい潜在意識。


しかし、自分の選択次第で未来は変わる。


前に進む準備ができていないなら潜在意識に従うのもアリですが、私は準備ができています。


パイロットの彼が今回また返事をくれるとは限らないけど、純粋に彼に来て欲しい、会いたい思いを伝えたい。


私は再びメッセージを送りましたが、さすがにもう前回のような3分や6分で返事はなかった………。


彼に職場の駐車場に着いてすぐ朝メッセージを送り、仕事から帰宅してリラックスしていると返事が来ていた目


「インドネシアに7月末まで滞在、こちらは元気にしてた、君はどう?」と。


私がメッセージを送った時、彼は移動中だったのかWiFi環境には居ない事を表す緑で、届いたメッセージはWiFiに繋がっている青。


時差を調べたらインドネシアは朝だったので、メッセージに気づいてすぐ今回も返事をくれたよう。


バリ島に行ってみたいなーと私も去年から思っていたので、去年のタイ、今年のインドネシア、彼が選ぶバケーション先がスピリチュアルで、どんどん覚醒してるような気がした。


この今までの音信不通はただの音信不通だったのか、スピリチュアルな要因だったのか、ちょっと興味が出て来た。


私は理想通りの引っ越しを実現する所までが男性性マックスで生きていて、引っ越しと転職が済んでからは、彼と結婚している未来の自分の波動と同じ、朝の時間がゆっくり使えるオフィスワークに転職、ここでは私の欲しい物が全て無料で与えられ、受け取るだけの女性性エネルギーで生きている。


今までナチュラルフードストアで買っていた、非加熱オーガニックの地元産ハチミツまで無料でコーヒーやお茶にオフィスで使い放題、自宅用に頂いた大きな瓶入りハチミツは「無くなったらまた瓶持って来てね!」と、永遠にオーガニックの非加熱ハチミツが無料で供給される職場。


チョコレートも100%ハワイ島産で自家製、無料。


アップルバナナや美味しいマンゴーも。


洗車も無料。


オフィスワークに採用されたはずが、私の好きな物、必要な物が与えてもらえる夢のような環境なのです。


パイロットとしてバリバリキャリアを積んできた男性性エネルギーの塊みたいな彼は、去年はタイ、今年はインドネシアで長期休暇を過ごし、女性性エネルギーをたっぷり吸収して男性性エネルギーとのバランスを取っているのかもしれません。

 

去年、彼が「タイにいるよ」と返事をくれた日が仏陀の誕生日だったから、私が日本でお寺の幼稚園に通っていた幼少期に経験したセレモニーについてメッセージしたら、「美しいね、僕も仏陀が好きだよ」と返事をくれた。


彼は今、シーンと静まり返った僧侶のように、去年から寺院のあるアジアの国で長期休暇を取っている。


物価が安いからだけでなく、彼が何か人生で大切な本物の心=Heart of goldを探しに自分の内側に潜るためアジアでの長期滞在を無意識に選んでるような気がする。


1年音信不通後の彼は返事が早い。

まるで、同じ間違いは二度としないように心がけているみたいに、私からのメッセージに気づいたらすぐ返事をするようにしているみたい。


と、言う事は音信不通は嫌われたり拒絶された訳ではなくて、単なるすれ違い??


病気の報告、回復して仕事してるとコックピットから音声入力のテキストでチャット状態で会話をしたり、私の面接の日は一日中メッセージで繋がっていてくれた。


1ヶ月くらい毎日のようにメッセージをやりとりしていて、パタっと返信が途絶えてから1年。


私の電話番号はもう消していて私だと気づかず、メッセージが来るから律儀に誰かわからないまま返事をしてるのかと思い、私はメッセージの最後に自分の名前を入れるようにした。


彼は、「君だって分かってるってば!」と言葉では言わずに、1年前に私が送った内容を覚えている事が私に伝わるようなメッセージをくれる。


「いろんな形の愛がある。彼には彼の愛情表現がある。」


彼を愛するとは、彼の愛情表現を理解して受け入れる事なのかな。


世間に溢れる一般的な恋愛マニュアルに彼を当てはめて一喜一憂する必要はない。


日本人や、アメリカ人が書いたニューヨークタイムズでベストセラーになった日本語訳の恋愛指南書に彼を当てはめるのは無理がある。


だって彼は日本人でもアメリカ人でもないし、イギリス人だけどイギリスで生まれ育ってない、祖国を持たない特殊なバックグラウンドを持つ変わった人だから。


これが、音信不通になった間に私が学んだ事。


彼が女性性エネルギーを動かしてる間、音信不通の彼を待たずに自分の人生を前に進めて辿り着いた新しい私の環境で、職場には、新婚さん数組と夏に出産を控えた妊婦さん、結婚前提に交際を始めたばかりの若いカップル、男性性と女性性の見事な融合を体現して新しい人生ってをスタートさせた人ばかりの職場。


偶然にしては集まりすぎの環境です。  


奥様がモデルでクォーターの新婚同僚は、出会ってから5年間でメッセージを交換したのは3回ほど。


ハワイと日本の遠距離で、日本に帰った時に食事に誘い、結婚前提の交際を申し込んで結婚したそう。


毎日ベッタリ一緒にいる関係、離れていても繋がり合っていて、連絡頻度は少なくても結ばれるカップル、本当に人それぞれ。


やっぱり彼をコントロールする必要も執着する必要もなくて、全ては自然であるがままが美しいと、この同僚の話を聞いて勇気が出た。


ところで、なんで私は去年も今年も彼が長期休暇を取ってるタイミングでメッセージを送って、彼の居場所を知ってるの?


なぜ彼は居場所と滞在期間を私に知らせるの?


これには何か意味がありそう。

 

と、思っていたら、妊娠中の同僚が職場でかけた曲の中で、1曲だけ妙に心が動かされたので調べてみました。


それが、Heart of gold。


これが答えだと直感で思いました。



AIによると、

曲のタイトル「Heart of Gold」は、内面の美しさや誠実さといった、どのお金にも代えられない価値を象徴しています。


との事。

ニール・ヤングの曲ですが、同僚と聴いたのがこちらのバージョンでした。

世界中を飛び回る彼が、たくさんいる人種の中からアジア人の持つ精神性に興味を持って、パイロットという物質主義な生き方から心に重点を置く生き方を学びたくなっても不思議ではありません。

音信不通という沈黙の時間に私にも『Heart of gold』に辿り着く為の意味がありました。

日本に生まれた私は、長らく物質より心や精神を学び、パイロットの妻としての波動を先取りして生活していたら、現実は物質的に恵まれ理想通りの部屋に引っ越し、高待遇で条件の良い職場への転職を果たした。

彼は生まれた時から特権階級、物質的に恵まれ、大人になってからも高収入のパイロット。

今、心を学ぶ番なのかもしれません。

「オーストラリアで元夫と出会った時、彼もこんなHeart of goldの旅をしていた時期だった」とこの曲を聴いて思い出し、またHeart of gold=本物の心を採掘している男性が私の人生に巡ってきているなら、魂の計画って面白いなと思いました。