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【羽生結弦 2019年11月22日公式練習ドキュメント】
▽9:51 会場に到着。ブリアン・コーチと談笑しながらウォーミングアップエリアへ。報道陣に「おはようございます」とあいさつも。
▽10:41 ウォーミングアップエリアからリンクへ徒歩で移動を始める。イアホンをして集中モードに入っている。
▽10:59 リンクサイドに姿を見せ、陸上でジャンプの練習を行う。ブリアン・コーチと話す。
▽11:00 公式練習開始。6人中4番目に右足からリンクイン。オーサー・コーチはプーさんのティッシュカバーをフェンスに置く。
▽11:01 丁寧に滑り込み、右手で氷に触れる。
▽11:03 4回転トーループ―1回転オイラー―3回転フリップを着氷。
▽11:04 ジャパンの白ジャージーを脱ぐ。オーサー・コーチが丁寧にたたみ、フェンスにかける。
▽11:05 4回転ループの着氷でこらえる。手袋を取り、コーチ陣の元へ。
▽11:06 ドリンクを口に含む。再び手袋をつける。
▽11:07 3回転ルッツに着氷。トリプルアクセルにも成功。
▽11:08 ジャンプ動作を確認。オーサー・コーチが身ぶり手ぶりで何かを伝える。
▽11:09 4回転ループをクリーンに降りる。4回転サルコーも決める。オーサー・コーチもうなずく。
▽11:11 4回転サルコーの着氷でややバランスを崩す。コーチ陣と会話をかわす。
▽11:12 4回転サルコーに成功。
▽11:13 4回転トーループで転倒し、苦笑いを浮かべる。
▽11:14 腰に両手を当てて会場を見渡す。
▽11:15フェンスに手をかけて屈伸運動、一度はジャージーを手にしたが、着ずにオーサー・コーチに渡す。今回、たたむのはブリアン・コーチ。羽生が飲んだドリンクの位置を整えるのもブリアン・コーチ。
▽11:16 ジェーソン・ブラウンのSP曲がかかる中、「秋によせて」の序盤の動きを確認して4回転サルコーに成功。
▽11:17 4回転トーループの回転が抜ける。天を仰ぎ、手袋を取ってまたつける。オーサー・コーチと話す。
▽11:19ジェーソン・ブラウンの曲かけ終了でコーチ陣が拍手。羽生は胸の前で両手を合わせてリンク中央へ。「秋によせて」の曲かけスタート。4回転サルコーでバランスを崩して右手をつく。
▽11:20 トリプルアクセルに成功。
▽11:21 4回転トーループの回転が抜け、悔しそうな氷上を浮かべる。
▽11:22 右手を上下させ、リズムを取る。曲かけが終了。その後に4回転トーループ―3回転トーループを鮮やかに決める。
▽11:23 手袋を取る。両手を腰に当てながらコーチ陣の元へ。
▽11:24 フェンス越しのブリアン・コーチと約1分、話し込む。フェンスに両肘をつき、耳を傾ける羽生は真剣な表情。
▽11:25 ゆっくり滑り、会場を見渡す。コーチ陣3人は何かを話し込んでいる。
▽11:26 「バラード第1番」を想起させる動きから、4回転サルコーに成功。
▽11:27 4回転トーループ―3回転トーループを決め、うなずく。オーサー・コーチに何かを伝える。
▽11:28 「秋によせて」のステップを確認。ウィルソン・コーチが真剣な眼差しを送っている。
▽11:29 右手でリンク上を指さす動き。スケーティングを確認。
▽11:30 公式練習終了。4方向にお辞儀。コーチ陣にもお辞儀し、オーサー、ブリアン両コーチと抱擁。
▽11:31両手で氷に触れ、左足からリンクを降りる。深々とリンクにお辞儀。通路に消える。プーさんのティッシュカバーを持っていたのはオーサー・コーチだった。
▽11:49 荷物を自ら車のトランクに積み込む。車に乗り込み、会場を後にした。
羽生結弦がSPへ公式練習、NHK杯の世界新伝説再び
フィギュアスケートのGPシリーズ、NHK杯は22日、札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。午後7時5分に始まる男子ショートプログラム(SP)に向け、羽生結弦(ANA)らが午前の公式練習で調整した。
SP使用曲「秋によせて」を流しての滑走では4回転サルコーでバランスを崩し、演技後半の4回転トーループの回転が抜けた。曲かけ終了後、すぐに4回転トーループ―3回転トーループを鮮やかに決めて修正。フリーで跳ぶ予定の4回転ループに成功するシーンもあった。
羽生は10月のスケートカナダで自己ベストとなる合計322・59点で圧勝。昨季の世界選手権でネーサン・チェン(米国)がマークした世界最高得点323・42点に肉薄した。21日の会見では世界最高得点の更新には直接的には言及しなかったが、「今シーズン、一番点数出しているのは僕だという自信はありますし、やっぱりそれを超えなきゃいけない、超えたいという気持ちはしっかりとあります」と話していた。
15年のNHK杯(長野)ではSP、フリーと当時の世界新をマークして合計で史上初めて300点を超えた。「15年の長野の演技っていうのは、自分にとっても大きなきっかけでしたし、ここまで頑張らなきゃいけないっていうプレッシャーをずっと感じられることができるきっかけにはなっている」。想像を絶する重圧と期待を背負い、真摯に汗を流してきた自負がある。
まずは自身が保持するSPの世界最高得点110・53点(18年ロシア杯)がターゲット。12選手中11番目の午後8時26分、寒さ増す北の大地で「秋によせて」の旋律は響く。「最後まで全力で健康にショート、フリーともに滑り切れたらいいな、と思っています」。羽生が羽生を超えるため、決戦のリンクに立つ。
この日の演技後にその意図を問われると、「オトナルのサルコーとトーループがちょっとマンネリ化しているなというのと、マンネリ化っていうか、やりすぎちゃうと本番で使えなくなるなとちょっと思ったんで、いいイメージのあるバラ1のサルコーと4回転3回転をやって、感覚良く終わろうと思いました」。羽生らしい思考による入念な準備が、本番の鮮やかなサルコーと意地の4―3回転につながっていた。