この間の、俳句のパーティーで声をかけてくださった方がいて、
60歳くらいの男性で、その方は、たぶんご病気か何かで、言葉が少し不自由で、お話ししていると何度かこちらから聞き返すことがあって。でも明るくて優しい方だった。
カメラを持ってらしたから撮ってくださったりして。
でもわたし写真苦手だから、カメラ向けられると顔が怒っちゃうんだけど、その方はファインダーから顔を外して指でほっぺをツンとして、仕種で
「笑うんだよ」
って言っていて。
きっといつもより柔らかい顔の写真があのカメラには残ってると思う。
パーティーがお開きになってから帰る支度をしていたら、もう一度声をかけてくださって
その方が描かれたペン画のカレンダーを頂いた。
「もう今年半分終わっちゃったけどね」
と笑って。
そして一言
「がんばってね」
って言って、とっても優しい笑顔だった。とってもとっても優しい顔だったよ。目が三日月みたいだった。
わたしもその優しい目を見て
「はい」
と答えた。
カレンダーももちろん抱えるように大事に受けとったけど、その笑顔と一言がなんだか鮮烈で今もずっと胸で暖かい。
生きて、刻んで、くぐり抜けて来た人に、こんな場所で震えてるわたしがどんな風に写ったか想像すると情けなくなるけど、でも笑ってくれた。それが何より「大丈夫」の証なんだって思う。
行かないと。あんなに素敵な笑顔で、先で待っていてくれる人がいるのなら。
ありがとう、わたしもできるだけ笑顔で、いつか辿り着きます。ずっと先だけど、大丈夫、大丈夫。ありがとう。
60歳くらいの男性で、その方は、たぶんご病気か何かで、言葉が少し不自由で、お話ししていると何度かこちらから聞き返すことがあって。でも明るくて優しい方だった。
カメラを持ってらしたから撮ってくださったりして。
でもわたし写真苦手だから、カメラ向けられると顔が怒っちゃうんだけど、その方はファインダーから顔を外して指でほっぺをツンとして、仕種で
「笑うんだよ」
って言っていて。
きっといつもより柔らかい顔の写真があのカメラには残ってると思う。
パーティーがお開きになってから帰る支度をしていたら、もう一度声をかけてくださって
その方が描かれたペン画のカレンダーを頂いた。
「もう今年半分終わっちゃったけどね」
と笑って。
そして一言
「がんばってね」
って言って、とっても優しい笑顔だった。とってもとっても優しい顔だったよ。目が三日月みたいだった。
わたしもその優しい目を見て
「はい」
と答えた。
カレンダーももちろん抱えるように大事に受けとったけど、その笑顔と一言がなんだか鮮烈で今もずっと胸で暖かい。
生きて、刻んで、くぐり抜けて来た人に、こんな場所で震えてるわたしがどんな風に写ったか想像すると情けなくなるけど、でも笑ってくれた。それが何より「大丈夫」の証なんだって思う。
行かないと。あんなに素敵な笑顔で、先で待っていてくれる人がいるのなら。
ありがとう、わたしもできるだけ笑顔で、いつか辿り着きます。ずっと先だけど、大丈夫、大丈夫。ありがとう。