落までは風の子でいて黄色い葉
目を閉じて空高しより高き空
秋麗らかごの子あやす木の葉かげ
幾億の闇より染みて秋の星
城跡の散るを追い散る冬紅葉
カナリヤの羽降りしきる落ち葉落ち葉
あんず
夢を待つ瞼の底へ稲光
叢に光を抱き女郎花
窓の辺に迎火として燭点す
あんず