今度元収監者の再就職事情の取材をすることもあり、今日は前々から読んでみようと思っていたゴマキこと元モー娘。の後藤真希さんの弟の後藤祐樹氏の「懺悔~ゴマキの弟と呼ばれて~」を読んでみたので感想をちらちらと述べたいと思います。結論から言うと、
「その辺にいるチンピラの回顧録といったところで内容は薄いけれど『懺悔』と呼ぶにふさわしい素直な書きぶりで、その内容の薄さも含めて一読の価値がある」
というところです。「スーパースターの姉を持ち芸能界でそこそこ売れた後に犯罪者に転落した」という端から見れば特別な自分の人生を脚色することも無く、素直にその人生の薄さや思慮の浅はかさも含めて淡々と書いたのは本当に勇気があることだな~と感心しました。多分人が犯罪に手を染めていく過程に特別なことなんてほとんどの場合無くて、ほんのちょっとした道のずれなり不運の積み重ねなんだろうと思う。そういう意味で戦後まれに見る凶悪犯罪のドキュメントなんかより、こういったどこにでもありそうな話を丁寧に追ってくれた本の方が社会問題の本質を考える上で価値がある気がする。

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