返却期間 | あんずの⁑S★L Life⁑

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学校司書の仕事の記録と日常ブログです。
*アメンバー申請は図書館関係の方、ボランティアで読み聞かせやその他の活動をされている方で、可能な限り、ブログを更新している方でお願いします。こちらから確認させていただきます。

今週の月曜日から金曜日までは、返却期間。
本が続々返ってくる週です。
どれだけすみやかに返ってくるか?見守りたいです。

■読み聞かせ■

4年生
新しく出た本みたい。図書館の新刊棚より。
読みやすく、絵もきれいで親しみやすかった。
そして、心の糸で世界の人々にも!

『せかいのひとびと』ピーター・スピアー

これは、ちょっとだけ紹介。


ということで↓を読み聞かせ。

これはちょっとだけ写真を見せた。


3年生

珍しい、アイヌのむかしばなし。少し長かったか?
お話をじっと聞ける子が少ないクラスだったのか?途中で体を動かしたり、落ち着きのない子もいた。
物に神が宿る、という考え方は日本の話でもありそうだ。

クリスマス絵本。
想像してみることが大事よね?って絵本。
五味太郎さんの詩のような文章と、この絵がピッタリ、って感じ。


これは、別のクラスに。

『おおきなカエル ティダリク  オーストラリアアボリジニ・ガナイ族のお話』

オーストラリアの、アボリジニのむかしばなし。
やっぱり、カエルの飲んだ水を吐き出すので、きたない!という声。

『なんにもせんにん』(唯野元弘)

 Y口県のむかしばなしということで、読んでみた!

それから、クリスマスの絵本ということで、『もみのきそのみをかざりなさい』。


空いた時間で、予約受付や、順番待ちの児童にお知らせの紙を書く。

どんどん返ってくるから、どんどん予約棚の本も増えるというわけ。

これはこれで大変。

それを見て、新たに予約入れる子どもいる!

子どもって、普段は忘れてるけど、実際にあるのを見ると、予約する!って言い出すみたい。

こうして予約が増殖していく!!おそろしやーー。
いっぱいついたら、またなかなか回らないのに。
覚えていて、あんまり待ち時間のない時に入れればよいのに。一点に集中してしまう。

予約じゃない、棚に残ってる本を予約、というのは勘弁してもらってます。
今の時期は次々戻ってくるから、その本を次に借りたいからと予約したい子もいるけれど、それやられたらこちらがたまらない。
貸出が始まって借りられてしまったら、予約してもいいと言ってる。
こればっかりに、時間をかけられないのでね。しょうがない。

そうして、さっさと終わらせたら、図書館便りを!!

今月号は裏面に、2学期の貸出まとめをいれるので、管理ソフトで貸出状況を調べた。
2学期の貸出は、平均で1人15冊ほど。
1年生が一番多く、上へいくごとに少しずつ減っていく。1年の貸出が24冊ほど。で、6年の貸出はなんと4.4冊!!
あまりに少ないので数字を覚えてしまった!
5年は、まだましで、8.8冊だった。
多読者は低学年中心で、時々、高学年が混じってくるという感じ。
上学年へなるほど少なくなってくる貸出冊数。

そして、ベストブック。
これはどこの学年もマンガや簡単な読み物がトップをしめている。いつもの通り。
そういう本を入れるから、そうなるのかもしれないもしれないけど。

マンガでもいい、軽い読み物でもなんでもいいから、とにかく何か読んでてほしい、とよく先生方は言われるけれど。

そんなおやつばっかりの本でいいのか?疑問。
それでなきゃ読めないのなら、しょうがないけど。

文章の固まりがあると、拒絶反応がくるのかも???
読めば面白いのに!と思える本をおすすめしても、それはいや!となる。

だから、長くても、読みごたえのある本を読み聞かせしたり、紹介しなければ!と思う。

ちょっとでも面白い!と思ってもらえるように。

頑張ります。