子どもの頃から、七夕の日ってなぜか雨だったことが多いように思う。
梅雨の真っ只中だからしょうがないことだけど、子どもの頃は「天の川」を見たいと毎年願っていた。
ところが昨日は、まるで梅雨明けかと思うような炎天で猛暑。
都美術館で開催されている「マティス展」、会期終盤になると混雑するから、梅雨だけど大雨ではなさそうな日を狙ってと予約していたのが昨日でした。
最近の美術展はどこも予約制なので、以前のような混雑は避けられるけど、
天気は運次第😅
美術館に入れば、冷房はガンガン効いているけど、駅から美術館までは照り返しが強く、公園内と言えど都会はやはり暑い。
日時指定での予約は、指定時間の後半に行けば全く並ばずに入れるのでありがたい。
世界最大規模のマティスコレクションを所蔵するポンピドゥセンターの全面的な協力を得て開催されている今回のマティス展はなかなか見応えがありました。
しかし、一部撮影可のフロアがあり、
そこでのマナーにかなり苛つく。
いきなり観ている人の前に出てきて
スマホを構えるってどういう神経？
絵の前に何台ものスマホが並ぶのは興醒めである。
撮影したい気持ちも分かるけど、
せっかくの本物を前に、じっくり鑑賞しようという気持ちは無いのか。
さらに、
ようやく撮影不可のフロアに入り、
ホッとしたら
「ここは撮影禁止です」との係員の呼びかけが聞こえないのか、平気でスマホを向けている人、
傍若無人ぶりに呆れる。
でも最後のコーナー、マティスのその生涯の創作の集大成といわれる南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の映像に、心を落ち着かせることが出来た。
ロザリオ礼拝堂の早朝から日没までの光の移ろいは素晴らしく、体感してみたいと思うほど。
美術館を出ると、再び灼熱の中を
上野の山を下り、
ネットで見つけた初めての店に向かう。
ちょっと奥まった入口に、一瞬入るか迷ったが、お腹も空いていたので思い切って入る。「ランチタイム ドリンク半額」も気になったし😁
私も友人も大好きなスモーク料理が並ぶ『上野の森スモークダイニングGAGA』。
サラダもメインもデザートまで、スモーク料理。冷たいビールがさらに美味しく。
目の前には不忍池の蓮が一面に拡がり、
ホッとする夏の午後でした。
店を出て駅に向かおうとしたら、
ここまで来たなら「うさぎや」へ行こうと言う神田生まれの友人につられて、また暑い中を歩く。
どら焼と水羊羹とを買い、ようやく家路に。
夕食後に食べた水羊羹、さすがでした😋
