2022年に受けた放射線治療が原因で
多発腸管狭窄、腸閉塞になりました。
同年12月小腸切除、バイパス術をして
退院後の日々を振り返っています
前回のお話はこちらです↓
2023年1月19日に
退院してからのお話です。
私が腸閉塞になった原因でもある
放射線治療の晩期障害は
不可逆的と言われます。
不可逆的って
日常ではあまり使わない表現なので
調べてみると
元に戻ることができない
性質をもつものを指す表現
とありました。
これだけでも
なかなかショックだけれど。
さらに。
残念ながら治療法もありません。
放射線性腸炎による
この下痢は一生続くんだろうか。
もしそうなら
私は外出もままならない状況で
大好きな仕事もできずに
生きていかなくてはいけないのかな。
子宮頸がんのことも含めて
命を救ってもらったことは
とても感謝しているけれど
以前のように
楽しい時間を過ごすことは
難しいかもしれない。
しかも
放射線治療の影響で
腸管が肥厚して蠕動運動も
低下している。
これも年々悪化していったら
口から食事をすることが
できなくなるかもしれない。
平均寿命までは
まだ40年ぐらいあるのに。
私のこれからの人生は
どうなってしまうんだろう。
明るい未来を描くことなんて
全然できなくて。
不安で堪りませんでした。
この頃は
さすがに落ちこみました
こんな気持ちで
退院してから数日間の
第一絶望期を過ごして
ふと思いました。
元の状態に戻ることは難しい。
治療法もない。
けど。
ずっと途方に暮れていても
何も変わらない。
医療の力を頼れないなら
自分の身体の状態を
自分で底上げするしかない。
自分にできることは
何でもやってみよう!
私が元々持っている
強い反骨精神が
むくむくと頭をもたげたのでした
つづきます