2022年に受けた放射線治療が原因で
腸閉塞になったときの入院生活を
振り返っています
前回の記事はこちらです↓
アメトピ掲載ありがとうございます✨
今回は6人部屋で一緒だった
マダムのことをお話したいと思います
マダムが入院したのは
大晦日の午後のこと。
大部屋はプライバシー皆無なので
腸閉塞で緊急入院されたことは
すぐにわかりました。
お仲間さんだなぁと
なんだか心強く思いましたが
私とはちがって
だいぶ痛みが強いようで苦しそうでした
時はコロナ禍まっただ中で
カーテンは締め切りにしていないと
いけなかったので
マダムと顔を合わせたのは
数日後でした。
看護師さんや回診の先生とのやりとりで
お互いに腸閉塞だということは
わかっていたので
少しずつお話をするようになりました。
その中でわかったのは
マダムが腸閉塞で入院するのは2回目。
(前に入院してからどれぐらい経っていたのか
聞き忘れてしまったけれど)
前回は絶食のみで回復したとのこと。
私がイレウス管をいれたことや
結局開腹手術をしたことを知ると
自分はどうなるんだろうと
不安でたまらない様子でした
その後マダムもイレウス管を
いれることになり
私とはちがって
腸管内にたくさんの内容物が
溜まっていたようで
イレウス管によって外へ排出することで
日ごとに楽になったようでした
私のほうが先に退院したので
その後、手術をされたのかはわかりません。
さて。
マダムとの会話で
印象的だったことがあります。
腸閉塞は再発率が高いそうで
食事に気をつけるようにと
繰り返し指導されます。
マダムは一度目の入院で
もう二度と腸閉塞にはなりたくないと思い
気をつけるよう指導された食材は
食べなかったそうです
すごい。
気をつけるべき食材は
例えば生野菜や根菜類、きのこ類。
本来は腸によい食材ですが
食物繊維は水分を含むと💩の嵩が増すので
腸閉塞患者にとっては
詰まりやすくなるため注意が必要です。
そして、甲殻類や貝類など。
いかやタコなど噛み砕くことが難しい食材は
よく噛まずに飲み込んでしまいがち。
消化に時間がかかるものは
リスクが高くなるので
気をつける必要があります。
マダムは大好物だったのに
食べるのを諦めたそうです
他にも海藻類など、いろいろあります。
こんなに気をつけていたのに
また腸閉塞になってしまったと
マダムは嘆いていました。
マダムは腸閉塞がきっかけか
大元の疾患が原因かわかりませんが
とても痩せていました。
マダムいわく
「腸閉塞になるとね
痩せちゃって体重が全然増えないのよ。
あなたも体重を戻そうとは
思わないほうがいいわよ。」
そう言われたことが
とても耳に残っていました
一筋縄ではいかないのね…
さて。
そんな会話をしていたけれど…
現在の私の食生活はというと
何も気にせず食べたいものを
食べています
強いて言えば
きんぴらごぼうは作らなくなりました
火を入れても柔らかくならないので
あの食物繊維はちょっと手強いと感じるのと
危険を冒してまで
食べなくてもいいかと思って
けっこう好きだったんですけどね。
気をつけているのは
よく噛んで食べることと
食べ過ぎないこと。
あとは炭酸飲料はお腹が張りやすいので
たまに飲む程度になりました。
(子宮頸がんになる前は
毎晩ビールを飲んでました)
これだけです
そして、退院時の体重から
一年近くかけて5kg増えました!
やったー!やったよ
…体重が増えて喜ぶ日が来るなんてね
私が特に制限することなく
何でもおいしく食べようと
思えたきっかけは
病院の栄養士さんのおかげです
とっても素敵な栄養士さんでした
このお話はまた別の機会に
アップしますね♪
いつもありがとうございます