2022年の闘病を振り返っています
苦しさのあまり言葉に乱れがありますが
ご勘弁くださいませ
前回の続きです
看護師さんに呼ばれて
放射線部の処置室に行きました。
X線透視下でやるから放射線部みたい。
ちなみに帰りは歩いて帰れないと思う
と言われて、また不安になりました
寝台に横になると
顔の下や首周りが汚れてもいいように
ぎっしりと防水シートを当てられて
またビビる
吐きたくなったら
ここにビニール袋あるからねと
言われたりして。
吐くほど苦しいのー?
私の焦りや不安は関係なく
粛々と準備が進められていく。
先生が来て、何やらi phoneで
ケツメイシをかけ始めた♪
懐かしいー
思いきって聞いてみた!
「先生、X JAPANかけられますか?」
「好きなの?いいよ!」
これで少しは気合いが入るぜ
たしか1曲目はRusty Nailだったはず。
「じゃあやろうか!
鼻に麻酔のジェルいれるね!」
もうね、このジェルが臭いしクソマズイ!
鼻が塞がって息できなくて苦しいし。
このジェルはチューブとともに
喉のほうまでくるから
ほんとくっそマズイ
つーか麻酔の意味あんの?ってぐらい
めちゃくちゃ痛いし苦しい
ずっとブログを読んでくれている方は
ご存知のように私は痛みに強いし我慢強い。
その私が「痛ーい」っていうぐらい痛い!
全然ムリじゃね?
どう考えても鼻腔とチューブのサイズ
ちがいすぎない?って感じるぐらい痛い
先生いわく
挿れ始めてすぐが一番痛いらしい。
チューブは丸いんだけど
四角くてデカい何かが入ってるってぐらい
体感だとゴツく感じた。
うんうん唸りながら一番痛いとこ
(たぶん鼻から喉のカーブのとこ)を
なんとか通り抜けて喉のあたりまで来た。
そしたら看護師さんが言ってたように
「ゴックンゴックンって飲んで!」とな
これが気持ち悪いし苦しいし
もうずっと涙目
どのタイミングか忘れたけど
あったかいものが流れて
鼻血が出たのがわかった
うん、けっこうダラダラ出てるね。
先生「あー、痛かったねごめんね」って。
そう言いながらどんどん管を進める。
オエオエしながら、ほんとしんどい
小腸に入ってから進みが悪くなった。
体勢を横向きにしたり
少し斜めになったりしながら
チューブを少しずつ進めていく
小腸が狭窄してるから
目的地まではなかなか進まないみたいで
何度も何度も粘る先生
でもそれがものすごく苦痛で苦痛で
もう早くやめてほしいって
ずっと思いながらひたすら耐えるのみ
七転八倒の苦しみ
この先まで行きたいんだけどな、とか
この辺が限界かな、とか
もう一人の外科の先生と相談しながら
先生が格闘してました。
苦しいのを我慢して我慢して
とうとう私の心の声が漏れました。
「もうやだ」
すると先生が
「そうだよね、いい位置には入ったから
これで終わりにしようか」と。
いい位置に入ってんなら
さっさとやめとくれよ
こうしてやっと
苦しい時間が終わりました。
時間にすると30分ぐらいかな?
すごく長く感じました。
胃でチューブをたるませてあるから
あとは蠕動運動で自然と先に進んでいく
とのこと。
ぐったりとうなだれた私は
車いすで迎えに来てくれた看護師さんに
病室まで連れてってもらいました。
やっと終わった
耐え抜いたぜ!と思ったのも束の間
まだまだ地獄は続きました
ということで、つづく