東日本大震災の後、ボランティアで何度も被災地を訪れました。惨状を目の当たりにしたとき本当に驚愕しました。
写真を撮っても現状があまりにも壮絶で写真では伝わらないと思いました。
仲間でボランティアチームを結成して被災地へ何度も行ってきました。当初、行けば行くほど
こんな状況のとき写真って何ができるんだろう。。。。
とても悩んだ時期でした。。。。
地震のあった年の夏、南三陸の歌津中学校で炊き出しのボランティアの際、生徒達が浴衣を
着るということだったので、教室を借りてスタジオを作り記念撮影をしてプリントを配りました。
また、明けた年の2月に経営者仲間が行うボランティアに参加して南三陸の漁師の家に行ったとき
に夏に撮った中学生の浴衣の写真が飾ってありました。
その漁師は中学生の祖父母だったのです。 津波ですべて流されいま残ってる写真はこの1枚。
とてもうれしくて大事に飾ってるんだよって言ってもらえたときに震災以降、ずっと考えてた
写真の持ってる役割を見つけられた気がします。
ボランティアといいながら被災地へ行く度にいつも僕が勇気や元気をもらって帰ってきます。
そして、何度も訪れて地元の人にふれあう中、いつも自分が勇気づけられて帰ってきました。「生
きる」ってことを改めて考えさせられました。
復興がなかなか進まない現状の中、塞ぎ込んでしまいたくなる被災の人たちを勇気づけたい、塞
ぎ込まないで空を見上げてほしくてこの作品を撮りました。
昨年の3月にチャリティーで写真展をした作品です。このうち何点かは、世界を巡業する写真展
に選ばれました。
一日も早く復興が進む事心からお祈り申し上げます。
ウェディングフォトグラファー
安澤剛直
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