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㈱辻安全サービスセンター『辻太朗のブログ』

「ご安全に!」㈱辻安全サービスセンター 代表取締役の辻太朗です。

建設業・製造業・家庭内・農業に関する安全のお役立ち情報を掲載します。


http://facebook.com/taro.tsuji2


『宿泊ホテルに着いたらまず確認!』

~実際の火災から学んだ避難経路の重要性~


以前、知人がホテル火災にあった体験から、私がホテルの部屋に入ってからまず行うことは「部屋の窓から飛び移れる場所があるか?」を確認することです。



(知人から話を聞いた実際の火災状況)


・「火災ベル」と「火事だ」との音で廊下側の扉をあけた。

・すごい勢いで煙が部屋に侵入。

・知人と一緒にいた人が煙を吸い一時的に視力を失ってしまった。

・煙は、すごい勢いで部屋に溜まっていく。

・知人のとっさの判断で部屋の窓をあけて煙を逃がした。

・「廊下からの脱出は無理」と判断。

・視力を失った友達の手をとり床を這うようにして窓から脱出。


たまたま格安の低層宿だったので逃げることができたが、後日死者がでるぐらいの火災だったことがわかりました・・・

(なので私は必ず確認します)

①「窓から逃げれるのか?」
② 扉を出たあと非常口は「右」か「左」か?


パニック時に役立つのは「危険発生時のイメージトレーニング」だと思います。

皆さんも「ご安全に」



また『マンションから1歳児が転落死』

~自宅で安全パトロールをやってください~


①「事故内容」


H26.10.18大阪のマンションで1歳の男の子が窓から転落して死亡した。



②「事故のおきた原因」


窓の高さは80cmで1歳児は届かないはずだが「親が窓の下に高さ30cmの子供用テーブルを置いてしまった」その子供テーブルを踏み台にして80cmの窓から転落した。




●自宅の中で「危険」を探してください。


特に3歳までのお子さんやお孫さんがいる家庭では

「他人事ではありません!」

過去にも似たケースの事故が起きています。

大人の目で「危ないことはないか?」を探して見つけることが「安全」を作り大事な人を守ることができます。


ご安全に



*事故情報の元データは下記です

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20141018-00000038-nnn-soci


『 口うるさく言う! という安全手法 』
~安全を定常化させる為にとても有効な手段~


決められたルールが守られないことが多いなかで、それを「あたり前に守る」ようにする為には「口うるさく言う!」ことがとても大事だと感じています。


(例えばヘルメットや安全帯)


先日、ある工務店のお客様の協力会会議で「これからは建物内部の危険作業ではヘルメットをかぶろう!」と決まり、その2ヶ月後に「数人の大工さんがかぶっていない」ということが発覚しました。

そんな中、ある監督の現場だけは皆がきっちりかぶっていました。
理由は、その監督さんが口うるさく「ヘルメットかぶれ!」と言っていたからです。


「 口うるさく言う 」


これを言い続けるのは、とてもとても難しいことです・・・


口うるさく言えば相手はイヤな顔をします。
誰だってイヤな顔なんかされたくありません。
でも、強い意思と目的があるからイヤな顔されても言い続けることができる。

今後、口うるさく言わなくても、一人で作業していても、協力業者さんがあたり前に内部危険箇所でヘルメットをかぶるように定常化した時「口うるさく言い続けた人の努力が報われる」

そんなふうに思います

ご安全に



『 席の座り方がパターン化されてる! 』


~研修を有意義に受講する為の座る位置とは~



●1年に数回この教室で研修をさせていただいているのですが受講生の皆さんがどのように座っていくのかがパターン化されていることに気づきました。

(私の勝手な想像もありますのでご容赦ください)


①予定外に1番早く会場についてしまって一番後ろの席をキープする人

②予定どおり早く会場に到着して最前列をキープするやる気満々の人

③その他、やる気のある人は「1番前以外」の前の席をキープする。

④その他、やる気のない人は空いている後ろの席をキープする。


⑤最後に「ギリギリに会場入りしたらいいんじゃないの~」といった感じで最もやる気のなさそうな人が、1番前しか空いてないのでしぶしぶ座る。


講義だけならいいのですがペア実習をやると最前列には「1番やる気のある人」と「1番やる気のない人」が組むことになり、やる気のある人がとても可哀想です。


なので研修は「前から2番目」に座るといいですよ!

(やる気のある人同士で実習などが行えます)



ご安全に!


『ありました!ありました!こんな素敵な自動車学校』


~運転の心を教える南部自動車学校~



「理念と経営」2014年6月号に掲載されていた三重県伊勢市の「南部自動車学校」は運転技術だけでなく運転する「心」も教育しています。

自動車学校の使命を「心と技の交通教育を通じ、永遠の安全を提供する」と掲げています。


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主な取り組みは以下の3つ


①入校から卒業まで1人の教官が担当する。

②褒めてのばす。

③心のブレーキとなる「親感謝」プログラム。


特に③が素晴らしい!入校と同時に親に記入用のはがきが届き「事故をしてほしくない」という子供への想いを書きます。そのはがきは卒業式の時に子供に渡され、それを見た後、子供が安全への誓いをはがきに書き親に送付します。


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記事を読んでからすぐHPで確認しました。

病院の待合で読んでいましたが一人でニヤニヤしていたので

きっと怪しまれていたと思います(笑)でもいいんです!



こういう自動車学校が増えたらいいな~

私も行きたい!もし免許取り消しになるようなことがあれば

必ず南部自動車学校に行きます(笑)



ご安全に!


*南部自動車学校HP

http://www.safety-nanbu.com/index.html