テイルズシリーズ最新作、「ゼスティリア」をようやくクリアしました!
ひとまず面白かった!
泣きながらラスボスと戦ったゲームは、「大神」以来かもしれません。
このゲーム、ちょっと特殊な遊び方をしてみました。
それは、「前情報を完全にシャットダウンする事」。
公式サイトは全く見ないし、ネットで検索もしない、ファミ通も買わない。
amazonで注文する時もパッケージ見ないように薄目でやる。
(テイルズシリーズはいつもパッケージに仲間キャラ全員描いてあるので……)
商品が届いても、開封は慎重に。
パッケージを見ないようにそっぽを向きながら開封、ディスクを取り出したらケースは引き出しに封印。
説明書なんかもちろん見ません。
更にはオープニングムービーすらも目を瞑って鑑賞(?)する徹底ぶり。
オープニングも、だいたい全キャラ総出で見せ場を持ってるものですからね。
ある意味異常な位に拘って情報をシャットダウンしてみましたが、本当に良かった。
純粋に物語の展開ひとつひとつに心を躍らせる事ができました。
物語の導入すら知らない状態で、一体どうやって話が進むんだろうか、
一体誰が仲間になるんだろうか、途中でどういう展開になるんだろうか。
終始ワクワクできました。
パッケージを見てしまっていたら、公式サイトを読んでしまっていたら、
オープニングを見てしまっていたら、きっとあの興奮は味わえなかった。
ネットではとんでも無い酷評だったし、自分としても不満が無い訳ではないけれど、
こういう楽しみ方を選んだおかげで、僕にとって「テイルズオブゼスティリア」は素敵な作品になれました。
内容には言及できないけれど、同じ楽しみ方をすれば興奮できる場面は必ずある。
とりあえず技名叫ぶ時とかは最高にカッコイイ!
変身の掛け声「フォエス=メイマ!」は、思わず叫びたくなります。
火神招来!我が剣は緋炎!紅き業火に悔悟せよ!フランブレイブ!!
ゲームに限らず、小説でもマンガでも映画でも、前情報ゼロの方が絶対に面白い。
でもここで頭をよぎるのは、実際にそうする事の難しさ。
あらすじも見ずに小説を買う人がいるだろうか。
内容を全く知らない映画を見に行く人がいるだろうか。
いる訳ない。
有名作家の作品だったり、シリーズものならまだしも。
前情報は少ないほうが、実際に体験する際は面白い。
でも前情報を出さないと、そもそも興味を持ってもらえない。
この世界のあらゆる“作品”に当てはまるこの変えようの無い事実。
どうにか変わって欲しいし、変えたいけれど、これこそ正に叶うはずの無い夢。
「前情報があっても面白いものを作る」は、
その作品は前情報が無かったらもっと面白いハズなので解決策にはならない。
唯一思いつくのは、“この人の作品なら”と、
情報ゼロでも手にとってくれるようなそんな素敵な作家になるしか無いのかもしれません。
映画「メン・イン・ブラック」のような記憶を消す装置がいつかこの世界に誕生して欲しいものです。
作品を楽しむ前に、それに関する情報を全部削除! これで完璧!
……なんでこれ買ったんだろ、ポイー。ってなりそうだからダメですね。