一泊二日の高野山団参 ~本山高野山及び木津川市の岩船寺と浄瑠璃寺に参拝~ | 善住寺☆コウジュンのポジティブログ☆ 『寺(うち)においでよ』

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但馬、そこは兵庫の秘境。大自然に囲まれた静かで心癒される空間に悠然とたたずむ真言宗の御祈祷と水子供養の寺『善住寺』。目を閉じてください。聞こえてくるでしょう。虫たちの鳴き声 鳥たちのさえずり 川のせせらぎ・・・誰でも気軽にお越し下さい。寺(うち)においでよ!

一泊二日の高野山団参。

 

初日は我が寺の本山である高野山に参拝し、合わせて2日目は木津川市の岩船寺と浄瑠璃寺へお参りさせていただきました。

 

お天気にも恵まれ、出会いにも恵まれ、よき教えにも恵まれ、よき旅となりました。

 

 

初日

 

6:30 最寄りのバス停からバスに乗車すべく家を出ます。

私(住職)は名誉住職が直前に体調を崩したため、急遽交代で参加しました。

高野山へ向かう二人、田舎道

 

この二人(次女と三女)は昨年の楽しさに味をしめて二年連続での参加。

 

 

 

山東パーキングエリア(道の駅但馬のまほろば)

 

8:00過ぎ 北近畿自動車道の「山東PA(道の駅但馬のまほろば)」で、各地から集まってきたバスが合流。

高野山へ向かうバスと緑豊かな山並み

 

「受付」と「結団式」を行います。

高野山団参、結団式で出発前

 

トイレもばっちり済ませました。

高野山参拝、二人の少女と僧侶

 

8:30 雲一つない青空の下、バス8台で「霊峰高野山」に向けて出発。

高野山参拝のバス団参

 

 

岸和田サービスエリア

 

阪和自動車道の「岸和田SA」でお弁当を配布。

高野山へ出発前のバス列

 

時間短縮のため、バスの中でいただきます。

高野山団参で提供されたお弁当

 

かつらぎ町側から高野山へグネグネとした道を登っていきます。

高野山への道、緑深い山々の風景

 

1,000メートル級の山々に囲まれた標高約800メートルの盆地にあるのが高野山です。

 

 

 TODAY'S
 
高野山参拝

 

13:30頃 高野山金剛峰寺前駐車場に到着。

高野山で記念撮影、僧侶と二人の女性

 

 

金剛峯寺(こんごうぶじ)

 

まず高野山真言宗を統括する金剛峯寺に参拝。

高野山参拝:金剛峯寺前での記念撮影

 

金剛峯寺は高野山真言宗の総本山として、高野山全体の117か寺を束ねる「総称」を言います。
本来は1か所の建物だけを指すのではなく、「山全体が金剛峯寺」であるという考え方です。

高野山金剛峯寺、参拝客の列

 

管長猊下の長谷部真道僧正による「お授け(授戒)」では、十善戒及び三昧耶戒を授かり、法話を頂戴致しました。

 

我が善住寺の檀家・西村松代さんが代表で管長猊下に「写経奉納」を致しました。

 

「日本国内最大の石庭」と称される金剛峯寺内の「蟠龍庭」。

高野山 金剛峯寺の石庭と建物

高野山岩船寺浄瑠璃寺参拝、笑顔の4人

 

千住博画伯が描かれた瀧図の襖絵がある「土室(囲炉裏の間)」

金剛峯寺の静かな部屋、障子に描かれた滝

 

集合写真はバスで同乗した多聞寺御一行と一緒に撮影。

高野山参拝記念、参加者集合写真

高野山金剛峯寺、参拝者、参道、庭園

 

 

奥之院(おくのいん)

 

弘法大師空海様が835年に62歳で入定し、以来1200年にわたって永遠の瞑想を続けているとされる「奥之院」に参拝。

 

杉木立に囲まれた参道には20万基以上の供養塔や墓石が並んでいるといいます。

 

結城秀康の墓所に見られるように、戦国武将の墓も織田信長、武田信玄、上杉謙信、石田三成、明智光秀、豊臣家一同など数多くみられます。

 

その神聖な空気に、歩いているだけで心が調います。

高野山 奥之院の参道と墓石

 

御廟橋(無明橋)。ここより先は撮影禁止。

 

いよいよ聖域に立ち入ります。

高野山参拝、金剛峯寺前で記念撮影

高野山の杉木立と巨大な樹木

高野山 参道 灯籠と青空

 

 

正智院

17:00過ぎ 宿坊の「正智院」に到着。

別格本山正智院の石碑

 

但馬北部の高野山真言宗の寺院はだいたい正智院が「所縁坊」になっています。

高野山参拝:木造門と庭園、二人連れ

 

昔から高野山では、越後の国は何々院、山城の国は何々院と決まっていて、それはお寺と諸国大名との檀縁関係によるものなのだそうです。

岩船寺の三重塔と参拝者

 

窓の外の庭園の新緑が美しいです。

和室の窓辺に立つ少女と緑の木々

 

18:00 夕食。

高野山での精進料理を楽しむ人々

 

一の膳・二の膳の豪華な精進料理です。

高野山精進料理と岩船寺・浄瑠璃寺参拝

 

 

壇上伽藍(だんじょうがらん)

 

19:20 夜の「壇上伽藍」を散策。

高野山、壇上伽藍の夜景

 

高野山檀上伽藍の金剛峯寺側入口付近にある「六時の鐘」。
豊臣秀吉の子飼いであった福島正則が父母の菩提を祈って建立したとされています。

高野山 金剛峯寺 夜景

 

鐘のなる時間は6時から始まり、その後22時までの時間帯の中で偶数時のみ鐘を撞くことが名前の由来になっているそうです。

 

九度山の慈尊院から高野山へと続く180町の「町石(ちょういし)」の1番石。

つまりゴールである根本大塔まで残り一町(約109m)という道標。

高野山町石1番石(慈尊院側)

 

壇上伽藍正面入り口にある「中門(ちゅうもん)」。

平成26年の御開創1200年記念事業として、172年ぶりに再建されました。

 

壇上伽藍の中に入っていくと、高野山全体の本堂である「金堂(こんどう)」が目の前に現れます。

 

右に行くと、壇上伽藍内にある真っ白な鐘楼「大塔の鐘(だいとうのかね)」があります。

当時の日本で4番目に大きな鐘だったため「高野四郎(こうやしろう)」とも呼ばれるそうです。

 

密教道場のシンボルとして建てられた朱塗りの建物が「根本大塔(こんぽんだいとう)」。

日本最初の多宝塔です。

 

高野山の中心であり、高さ約50メートルの塔が雄大にそびえ建っています。

高野山金剛峯寺の五重塔

 

高野山に現存する最古級の建築である「不動堂(ふどうどう)」は「国宝」に指定されています。

(※根本大塔も金堂も大門も国宝ではなく国の重要文化財)

高野山伽藍、夜景と寺院

 

弘法大師の肖像が安置されている「御影堂(みえどう)」。

高野山金剛峯寺、夜景の建物


唐に留学していた弘法大師が帰国前に「日本で密教を広めるのにふさわしい地を示したまえ」と日本に向かって投げました。
その三鈷は海を越え、日本に届き、高野山の松の木に引っ掛かっていたという伝説が残る「三鈷の松(さんこのまつ)」。

高野山の巨木と灯籠

 

丹生都明神と狩場明神をまつる明神社の拝殿にあたる「山王院(さんのういん)」。

高野山壇上伽藍の夜景

 

丹生大明神と狩場大明神(高野明神)を祀る明神社である「御社(みやしろ)」。
現在屋根の葺き替え実施中であり、御神体は令和7年7月16日に「下遷宮」され御社より御影堂へ移されているそうです。
修繕工事完了後には、「上遷宮」の儀(令和8年9月14日予定)が行われると、正智院上綱様より教わりました。

高野山金剛峯寺、改修中の様子

 

根本大塔と対をなす多宝塔である「西塔(さいとう)」。

高野山金剛峯寺の夜景と五重塔

 

ライトアップされた広い壇上伽藍を夜に歩くというのが、また格別なる趣があります。

夜景に照らされる浄瑠璃寺の五重塔

 

高野山全体の寺院の並びを俯瞰したとき、その形が蛇のように長細くなっており、ちょうどこの細長い道のあたりが蛇のお腹になることから名付けられた「蛇腹道(じゃばらみち)」。

高野山壇上伽藍の夜景、参道と木々

 

蛇とは龍を表すと言われます。

龍とは「水をもたらし、巡らせる自然の力を象徴化したもの」ということです。

 

壇上伽藍の蛇腹道側入口。

高野山壇上伽藍の夜景

 

 

金剛峯寺(こんごうぶじ)

 

夜の金剛峯寺。

高野山金剛峯寺への夜間参拝

 

 

正智院(しょうちいん)

 

21:00頃 正智院に帰ってきました。

高野山 正智院の夜景

高野山合宿所、布団敷きの和室

 

 

2日目

 

6:00頃 起床。

高野山参拝後の手洗い

 

本堂へ向かいます。

高野山団参、女子旅の廊下

 

6:30 朝勤行。

高野山で法要に参加する人々

 

正面に祀られている大日如来。

高野山金剛峯寺の仏像と供物

 

今の園田住職さんになられてから、内陣にお参りできるよう取り計らってくださっています。

 

7:15頃 朝食。

高野山での精進料理の朝食

 

8:30頃 下山します。

高野山団体参拝、バス乗車風景

 

 

御所南パーキングエリア

 

9:50 京奈和自動車道の御所南PA「御所の郷」で休憩。

道の駅 郷の駅 駐車場

 

 

ホテルアジール・奈良アネックス

 

11:30頃 昼食会場のホテルへ。

ホテル前、オレンジの旗と参拝者

 

ホテルアジール・奈良アネックス平城宮跡 の近くにあるホテルです。

ホテルアジール・奈良アネックスの外観

 

団体の食事会場を確保するのもなかなか大変。

高野山団参の食事風景

 

昼食。

高野山での食事:精進料理と箸休め

 

 

 TODAY'S
 
岩船寺と浄瑠璃寺参拝

 

岩船寺(がんせんじ)

 

13:00過ぎ 岩船寺の駐車場に到着。

4台が岩船寺参拝で、後の4台は先に浄瑠璃寺に向かいます。

高野山参拝ツアーのバスと寺院

 

あまり大きなお寺ではないので、参拝者を半分に分けるのです。

高野山参拝、岩船寺・浄瑠璃寺訪問

 

「岩船寺」は京都府木津川市加茂町岩船にある真言律宗の寺院です。

岩船寺へ続く石段と木々

 

御本尊・阿弥陀如来を安置する本堂。

高野山、岩船寺、浄瑠璃寺の風景

 

岩船寺御住職による法話。

高野山金剛峯寺前で法話を聞く参拝客

 

阿字池と岩船寺のシンボル「三重塔」。

高野山、岩船寺、浄瑠璃寺の池と五重塔

 

なんとも絵になりますね。

岩船寺の庭園と五重塔

 

桜・ツツジ・シャクナゲ・アジサイ・紅葉などが分布し、「関西花の寺二十五カ所」の第15番札所になっています。

紫陽花の花と緑の葉、小鳥

 

ところどころ綺麗に咲いているものもありましたが、紫陽花の時期として少し早かったので、満開の時期に来てみたいものです。

高野山や岩船寺で見た紫陽花

 

本堂に入ります。

岩船寺参拝の列、法話を聞く人々

 

本堂内は撮影禁止でした。

高野山団参:岩船寺、浄瑠璃寺の紫陽花

 

約20.5メートルの三重の塔は「国指定重要文化財」に選定されています。

高野山、岩船寺、浄瑠璃寺の三重塔と三人

 

朱塗りの建物に和傘と紫陽花を飾り、とても華やかです。

高野山参拝:寺院巡りで岩船寺・浄瑠璃寺へ

岩船寺へ向かう参拝者たち

高野山参拝、石段を登る人々

 

門前駐車場の前には旬の野菜や漬物が並んだお店がありました。

岩船寺で販売される野菜と人々

高野山団参のバス駐車場

 

岩船寺から浄瑠璃寺の道はすれ違いの難しい狭い道です。

バスからの高野山へ向かう景色

 

 

浄瑠璃寺(じょうるりじ)

 

14:05 浄瑠璃寺駐車場に到着。

高野山参拝バス、岩船寺・浄瑠璃寺へ

 

門前通りの左手には土産物屋の「わらじ屋」。

高野山参拝、土産物店と参拝客

 

右手には食事処の「やなぎ屋」。

やなぎ屋の外観と訪れた人々

 

参道

岩船寺へ向かう参拝者たち

 

だんだん自然の中に入っていきます。

 

そこに現れた左手のお蕎麦屋さん「あ志び乃店」がとても気になります。

岩船寺と浄瑠璃寺への入口

高野山参拝、岩船寺・浄瑠璃寺の緑道

 

駐車場から4分程歩くと、浄瑠璃寺の山門が見えてきました。

高野山参拝:参道と参拝客

 

浄瑠璃寺は京都府木津川市加茂町西小札場にある真言律宗のお寺で、別名「九体寺(くたいじ)」と言われるそうです。

浄瑠璃寺の境内図と説明看板

 

小さな山門をくぐると、大きな境内が広がっていました。

 

境内の真ん中にある大きな池を「宝池」というそうです。

岩船寺の池に浮かぶ小さな建物

 

石灯籠の中に猫が入って寝ていました。

浄瑠璃寺の石灯籠に寝る猫

 

御本尊の「九体阿弥陀如来」が祀られる本堂は西方浄土に見立てられます。

高野山金剛峯寺の建物を参拝する人々

 

御住職による法話。

 

本堂(阿弥陀堂)、九体阿弥陀如来像、四天王像などがなんと「国宝」に指定されています。

高野山で仏像の絵を見せる僧侶

 

大きな池の周りを反時計回りに進み、三重塔の方へ。

高野山参拝、岩船寺・浄瑠璃寺への団参

 

薬師如来を安置する「三重塔」は東方浄土に見立てられます。

高野山岩船寺の五重塔と参拝客

 

こちらも「国宝」ですが、高さ約16mであり、国宝の三重塔の中では最も小さいものであるといいます。

岩船寺の三重塔と新緑

 

石段を下ります。

高野山、岩船寺、浄瑠璃寺の緑豊かな風景

 

正面からは木が隠して全貌はよく見えませんね。

岩船寺への石段と五重塔

 

池を越えて手を合わせるのが、此岸から彼岸へと向かう意味になるようです。

高野山参拝、岩船寺と浄瑠璃寺の庭園

 

いい眺めです。

 

本堂内を見学。撮影は禁止でした。

高野山岩船寺浄瑠璃寺参拝の様子

 

このお寺はどうやら猫を大切にされている様子。

 

14:55 浄瑠璃寺を後にし、帰路につきました。

岩船寺の門と石畳、緑の木々

 

 

宝塚北サービスエリア

 

16:30頃 新名神高速道路の「宝塚北SA」で休憩。

高野山旅行の途中で立ち寄ったフードトラック

 

本山参拝とはいっても、ほぼほぼ観光です。

高野山団参、岩船寺浄瑠璃寺訪問。家族でアイス。

 

もしよかったら、来年一緒に行きませんか。

 

 

道の駅但馬のまほろば

 

18:30頃 「山東PA(道の駅但馬のまほろば)」に帰ってきて、解団式を行いました。

道の駅但馬のまほろば、青空と山々

 

20:00過ぎ 無事帰宅。

 

とてもいいお参りができ、満ち足りた気持ちです。