金剛山登山
翌日に山上ヶ岳(大峰山)登山への足慣らしにと、大阪と奈良をまたぐ日本二百名山にも選ばれる関西随一の霊山「金剛山」に登ることにしました。
金剛登山口(千早本道口)バス停
千早赤坂村の「金剛登山口(千早本道口)」にやってきました。
バス停と道を挟んで向い側の駐車場「千早モータープール」に車を停めました。
料金は「600円/1日」です。
駐車場のすぐ脇にあるトイレに行って、登山準備を整えます。
千早本道にも2種類があって、「山の豆腐まつまさ」を経由する比較的ゆるやかな①ルートと、「千早城跡~千早神社」を経由する急階段を上る②ルートがあるそうです。
千早本道(表参道)ルート
千早本道(表参道)登山口
僕は千早城に興味があったので、登山はトイレのすぐ先に登山口がある「千早本道(表参道)ルート」を選択しました。
11:04 登山スタート。いきなり急な石段が立ちはだかります。
千早神社表参道の鳥居。
この時間帯にこちらのルートを通っている人は3人しか見かけませんでした。
それだけ軽い観光気分の人にはオススメされない道なのでしょう。
「楠公之功與此山倶高(楠公の功績はこの山と同じく高い)」と楠木正成を讃える石碑。
千早城四の丸跡広場
11:14 「四の丸跡」の広場に到着です。
お茶屋のあった広場が千早城の四の丸であったようです、
昔好きだった歴史漫画が楠木正成が城攻めを退けた「風雲千早城」でした。
楠木正成は地形を生かした数々の奇策を講じ、20万~100万の幕府軍を、1,000の楠木軍が打ち破ったという歴史的な戦いです。
その舞台である千早城跡辿り、歴史に思いを馳せることができたのはとても嬉しかったです。
千早城三の丸跡「社務所」
千早神社の社務所のある場所が三の丸だったようです。
「史蹟千早城址」の石柱。
不明な小さな祠が左手にありました。
千早城二の丸跡「千早神社」
千早神社のある場所が二の丸だったようです。
拝殿にお参りします。
千早神社の祭神は、八幡大菩薩、楠木正成、楠木正行、久子刀自の4柱なのだそうです。
神社の後ろにある本丸跡には行くことが出来ませんでした。
本丸(一の丸)は現在も禁足地として管理されているそうです。
一度戻って神社の鳥居を出て、左側に下り道があります。
少し上ります。
休憩所の「茶宴台広場」。
下界の景色は見えません。
今度は下ります。
本丸の裏側をぐるっと回る道です。
多くの人が通る「千早本道①」と合流。
再び登っていきます。
よく整備された道です。
とはいえ乳酸がたまってスピードがあがりません。
先日買った登山靴デビューの日なのに、いつもより歩けない感覚。
まだ足に馴染んでないからでしょうか。
すでにかなり足に疲労がきています。
道中のお地蔵さんは心強いですね。
でも階段ばかりできつ~い。
今日の僕はけっこう不調なのかな。
それともこういうコースが苦手なのかな・・・。
平地の道で少し回復。
まだ6.5合目か・・・。
七合目。
左右どちらでも行ける八合目の道。
僕は左を選択。渋滞しないよう人の流れを分散させるのが目的でしょうか。
この辺りでは上がらない足に手を添えていました。
これじゃ明日の本番(山上ヶ岳)に響いてくるかもと、少し弱気も見え隠れ。
最後の登り坂で「楽な道」と「近道」を選べるのはとても面白いですね。
楽な道は遠回りで、近道は急坂です。
僕はもちろん「近道」を選びましたよ(笑)
ラストスパート!
きた~!
12:15 山頂付近の広場に辿り着きました。(登山開始より約1時間10分)
みなさん、いい天気の下くつろいでおられますね。
まだシャクナゲが満開です。
金剛山山頂売店(食堂)
こんな山の上に売店(食堂)があるなんて、さすが「東の高尾山、西の金剛山」と並び称される関西一の登山者数を誇る人気山ですね。
中に入ってみましょう。
なんとこんな山の上の売店に「モンベル」がフレンドショップとして提携しているではありませんか。
僕は弱気になったこともあり、万全を期して翌日のためにトレッキングポール(ストック)を購入しちゃいました。
食券売り場で注文。
こちらで受け取ります。
僕は昼食として「たぬきそば」をいただきました。
ゴールデンウィークのために大混雑を予想していたのですが、室外でカップラーメンやソフトクリームを食べている人は多かったですが、室内は案外すいていてよかったです。
転法輪寺
売店を右に進むと「転法輪寺(てんぽうりんじ)」があります。
「転法輪寺宗務所」。
「護摩壇」。
「不動明王」。
「本堂」に参拝します。
ご本尊は「法起菩薩」。ご真言は「オンダルマウチタソワカ」。
山頂の最高点に向かいます。
何百年と連れ添ったであろう「夫婦杉」。
左手に「宝剣塔」。
同じく左手に「福石」。
葛木神社(金剛山山頂)
金剛山の最高点に鎮座するのが「葛木神社(かつらぎじんじゃ)」です。
手水舎。
売店から転法輪寺を経由しても所要約10分弱というところ
この拝殿付近が最高点「1125m」となります。
まだまだ綺麗な桜をバックに、山頂到達記念ショット!
裏参道からブナ林へ抜けます。
後戻りして「国見城跡」へ。
売店を左に進みます。
先に左(国見城跡)に行っておいてから右(転法輪寺・葛木神社)に行けば、行ったり来たりのロスがなかったのですが、今日はノンビリ気分なので気になりません。
「山頂トイレ」。
「金剛山登拝回数捺印所」。登拝回数に応じた表彰や名札の掲示が行われるようです。
山頂広場(国見城跡)
皆さん、最高の登山日和ですね。
この国見城跡は1125mの高度には実質満たないけれど、一番の絶景ポイントとして目的地とされるようです。
他の方と撮り合いっこしました。やっほ~!
文殊尾根ルート
下りは文殊岩屋方面へと向かうルートにしてみました。
13:13 この鳥居を下山タイムの目安にします。
しばらくは整備された平地を進みます。
右手には葛城家歴代御廟所。
前日まで雨天が続いていたので、ぬかるんだ場所もたくさんありますね。
下りに入ります。
行きの不調は消えました。
あ~、気持ちいい。
自然の中を歩くコースでリフレッシュ。
尾根沿いに下っていきます。
一つ残念だったことは、岩屋文殊に寄り損ねちゃったこと。
分岐(右に行かないようにと看板)
草花を観察しながら下山していくグループ。
休憩ポイント(木のベンチ)
再び分岐。「ババ谷」に行かず「百ヶ辻バス停」を目指します。
ま~前を行く人の方に着いていったというのが正直なところ。
このルートも人が案外多く話し声が聞こえるので、心細くありませんでした。
車が通れる林道が見えてきました。
13:53 「伏見林道」と合流。(下山開始の鳥居から約40分)
川に下りて靴を洗えるようにブラシが置いてあります。
ありがたや。ドロドロの登山靴を綺麗にできました。
一気に気が楽になりますね。
百ヶ辻登山口=金剛山(伏見峠口)バス停
14:03 バス停のある「百ヶ辻(もがつじ)登山口」に下りてきました。(下山開始から約50分)
下山完了ショット。
ですが「金剛山(伏見峠口)バス停」から、車を停めてある「金剛登山口(千早本道口)バス停」まで戻らなければなりません。
車道を歩くのはあまり楽しくありません。
2km近い道のりをただ黙々と歩きました。
左手に「千早川マス釣り場」を見ながら進みます。
さらにいくと左手にカフェ「ウッディハート」。
金剛登山口(千早本道口)バス停
14:34 ふ~っ、無事帰って来れました~!(下山開始より約1時間20分)
マイカーに乗り込んで一安心。
もし今後登る時には階段ばかりの「千早本道(表参道)」ではないルートを選びたいものですね。
下りのルートは自然の道で、僕にとってはすごく歩きやすかったです。
金剛山へはたくさんのコースがあります。
どの道を選ぶのかで山の表情が変わって、何度でも楽しめるでしょうね。

























































































































