今日はお正月飾りの準備はお休みの日。
昔から29を「二重苦(にじゅうく)」という語呂から、餅つきやしめ縄作りなどを避けてきた日です。
とはいえ29を「福(ふく)」と語呂合わせて、この日に敢えて行う地域もあるということも、皆さんが知っていると気が楽になるでしょう。
あまり言霊と称した語呂合わせを気にしなくてもよくなると思います。
とはいえ我が家はこの日はプライベートな場所の大掃除に充てました。
子供たちと一緒に、自分たちの部屋とトイレを大掃除です。
特にトイレはいつも僕ら大人でやってしまって、子供たちにやり方を伝えることができていないと感じていました。
自分たちでやってしまった方が早いし、子供たちは掃除するのはめんどくさいと嫌な顔をするので、今まで一緒にやったことがなかったのです。
「それじゃ一緒にやっていくよ。」
「ここはこうやってやるんだよ。」
「ここをこうしてほしいな。」
「それじゃここは任せたよ。」
「めっちゃ綺麗になってるね!ありがとう。」
そんな声かけをしながら一緒に行いました。
始めこそ気分が乗らなかった長女も、なかなか起きてこなかった次女と三女も、いつの間にこちらが思う以上に一生懸命やってくれました。
一緒にやると、とても楽しいんですね。
改めてそう感じます。
僕は普段やらないようなところまで目を向けることができました。
今日の掃除は、僕の参考にしている言葉の実践だったなと思います。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で、見守って、信頼せねば、人は実らず」
(山本五十六)
なかなかうまくできないけれど、今日はうまくいったかな。
子育てを通じて自らのエゴを知り、それを解放していく道が、ありのままの自らの姿へと通じているのだとイメージしています。
させると上から目線になることなく、押し付けることなく、大切なことを伝えていくにはどうすればいいだろうと試行錯誤の日々です。