ひより塾一年間講座『第二回文月』和室での立ち居振る舞いの基本1(それらに込められた思いやりの心) | 善住寺☆コウジュンのポジティブログ☆ 『寺(うち)においでよ』

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 ひより塾一年間講座。「第二回文月」


 前回は座布団への座り方からお辞儀の仕方などを学びましたが、今回は立ち方から立ち姿(胴づくり)、歩き方、T字の方向転換などを学びました。

 

 単発受講生3名が加わり、深い礼法の世界を真剣に学びながらも、和やかで緩やかで楽しい時間でした。

 

 

 「やまとことば」は一文字一文字が意味があるということを伝えて下さいます。
「やまとのこころ」とは「八」百万のものを「ま」とめあげて「と」どめておく心。
「いのち」とは「生」きるため「の」「智」恵。

 

(この文化があったから仏教はもっとも日本に根付きやすかったのかな~と僕はやっぱりここを考えちゃいます)

 

 

 靴をはく、歯を磨く、顔を洗う、お風呂に入ることなど、全てが禊(みそぎ)であり、日本人は一瞬一瞬御魂鎮め(みたましずめ)の儀式を行っているのであること。
 「これらの全てがご先祖様の愛であり、生きるためのお知恵なのです。」と、日和先生は日本人に生まれた誇りを喜びをもって伝えられるのです。

 

(なるほど。一瞬一瞬の生活習慣が、過去を洗い流しながら、荒ぶる魂を鎮めながら生きているのだとするならば、「今」はいつも新鮮で、真っさらなものなのだと感じました。日常生活の一つ一つをもっと大切にできそうだな~。)

 

 

 そして中村文昭さんとの出会いのおかげで今の自分があること。

「あの時あの瞬間あの場所にいて下さった感謝」と、運命的な再会から今の日和塾に繋がっていくエピソードを語っても下さいました。

 

(やっぱり人との出会いって素晴らしいな〜。文昭さんの「あそこで会ったのもなにかある」と次の日に電話を掛けて来られたという行動も直観的で素敵だな〜って、お会いしたことのない文昭さんに想いを馳せました。)

 

 

 「四隅を整える」とは自分の端々までしっかりと把握しておくことであり、目に見えない部分、例えばイライラ感などにまで責任を負うこと。

 

(おー、イライラまで整える責任とはいい言葉だな〜。これ使おうかな~と、自分のものにしている場面を想像しました。)

 

 

 「なぜ靴下(足袋)は白なのか」とは、白というのは清浄観を象徴した色であり、靴下を白く保つことは一番汚れる場所を白くする、つまりあえて汚れる色を選び、それを汚さないように生活するという日本人の心意気なのであるということ。

 

(「白は汚れやすいからやめとく」っていう何度も聞いてきたセリフへの別視点になるな〜と思いました。)

 

 

 また使い捨てのものも清浄観の象徴であり、焼いても埋めてもその場に残る御魂を水で流してしまうという意味で箸を流すという風習もあったこと。

 そして先生は使い捨てのものを見ると「あー清浄観、清浄観」と思うのだということ。

 

(僕も使い捨てのものを見たら「清浄観だな〜」って思い返すようにしよっと。)

 

 

 などなど型に込められた意味をしっかりと教えてくださいます。


(それと並行して、先生のお話を聞きながらも、自分の思考感情は聞きながさないように見守っていこうと再確認です。)

 

 

 そしてお話から実践へと移ります。

 

 歩き方は、紙一枚分だけ浮かせたような気持ちで足裏を見せないように歩くということで、「ドラえもんの気持ちです」と日和先生。

 

(ふふふ。みんなドラえもんは宙に3ミリ浮いているという雑学をみんなわかってるかな)

 

 

 モデルさんのように足を一直線に運ぶ歩き方は「千鳥歩き」といって不自然なのだそうです。

 

(過去に妻の歩き方にダメ出しして、この歩き方を教えちゃったよ〜、あーやばい。案の定、千鳥歩きしてるし・・・笑)

 

 

 毎回講義の隙間隙間にこぼれ落ちる森日和ワールドが炸裂です。


 「筋肉がプルプルとなる時には(修行よ修行)(今いい筋肉を使えてるわ」などと言い聞かせながらやっております」とか。
 「今日はマイナスな自分だったな〜と思う日もあります。そんな時には献血をしてプラスなことで帳尻合わせをします」とか。

 

(すっごいツボに入るんですけど・・・笑)

 

 

最後にこうおっしゃって締めくくりです。
「皆さん、鍛錬あるのみです。皆さんの自主練に期待いたします。やってこないなんてないですよね〜」と満面の笑みです。

 

(自主練しよっと。。。)

 

 

 

↓希望者のみ、日和先生を囲んでのランチ会からスタートです

 

↓13時半より本堂へ移動して講座の開始です。

皆さん、まずは座布団の下座側に待機しております。

↓座布団に乗りました

↓みなさん熱心にメモを取っておられます

「決めるということが大切なのですが、決断というより覚悟を大事にして欲しい」というニュアンスの言葉が僕には残っています。これは腑に落ちたというより、僕は今消化しきれなかったからこそ残っているという感覚でしょうか。

 

↓一時間ちょっとで休憩に入ります。みなさん和やかに談笑です

 

↓休憩後はいよいよ実践。

肩をぐ~っとあげて、すっと下ろした時の姿勢が立ち姿なのだそうです。

「胴はただ常に立ちたる姿にて、退かず、掛けからず、反らず、屈まず」とのこと。

↓跪座は前傾になることなくまっすぐ上半身を持ち上げる。ここでもう足がぷるぷるしてます。

↓そして下座の側の片足づつ返し、お尻をのせる。最近の子供たちは足の指先が曲がらない子も多いのだとか。

↓下座の足を半足ほど前に出してひざを上げます。

↓そのまままっすぐにスッと立ち上がります。

↓みんなヨロヨロする人続出。

↓座り方は下座の足を半分ほど引いてまっすぐに座り、また下座の足から片足づつ指を返してお尻を載せます。

↓座ったら指だけつく指建礼。「場をお騒がせしました」と周りの方へ軽いご挨拶です。

 

↓そして正座です

↓両足は重ねすぎず、かかとを開いてその中にお尻を下ろすとのことです。

↓な、なんて美しい正座なんだ~!

 

↓次は歩き方とT字の方向転換です。

Tに足を掛ける時、止まっている場合は足を引くのだそう。こちらは正しいやり方。

こうやって前に出すと、相手の境界を侵してしまうのでダメなんですよ~と。

でも歩いている時には自然体の方を優先しますので、こうやって掛けて下さいねとのこと。

難しい~。

 

今度は180度の方向転換。まず左足(下座)を引いて、次に右足を前にかけて~。

左足をもどして半周できあがり。体操の時みたいに回れ右しないようにって。

 

↓ぐるぐると歩く練習です。

↓方向転換だけではなく、歩き方はかかとではなくつま先から畳につくことなどなかなかに難しく、みんなが緊張した面持ち。

↓楽しそうな方々。

 

↓今度はファッションショー的に3人づつ。

 

↓たたみの中は斜めに歩いていいけど、ヘリは垂直に足を入れるということを教えて下さっています。

 

 ということで第二回講座の終了です。

みんながとても楽しそうでした。僕もこういう作法とかに嫌悪感というか反抗心というか微妙な感情をしめしてはずだったのですが、あれ、なんかめちゃめちゃ楽しかったんですけど~。

 

↓最後に記念写真をパシャリ☆

 

 

 

 

ひより先生、みなさん、ありがとうございました。

ひより塾、とってもいいな~☆

 

それではまた来月!