みなさま、あけましておめでとうございます。
僕は新年を仙台で迎えました。
子どもNGO懐の一員として、ボランティアをさせていただきました。
1月2日の夕方に帰宅しました。
迎えてくれる妻。子どもたち。
お父さん、お母さん、おばあちゃん。
帰る家があって、美味しい食事、温かいお風呂がある。
隣を気にせず大声で語り合い、笑い合える。
そんな我々の日常が、仮設住宅に住む多くの方々に欠けています。
あのうちは御主人を亡くされて。
あのうちはお子さんが亡くなった。
隣のお宅の鍵の音一つでも気になり、自分の家の扉を空けるのでさえ気を使う。
そんなお話をたくさんお聞きしました。
あ~僕たちは幸せなんだな~。
まずはしみじみとその事を実感しました。
「そう実感したなら、その幸せを他人のために使いたいとどうして願わないのか!」
仏様の言葉は胸に突き刺さります。
被災地のボランティアはもちろん、これからの日常生活において、自分に満ちた幸せのエネルギーを誰かのために使っていかなければならないと強く思いました。
今朝、6時から8時にかけて、3が日最後の修正会の御祈祷、読経をいたしました。
一日、二日は住職一人で勤めてくださいました。大変だったと思います。
善住寺檀信徒の今年一年のご健康、ご多幸をお祈りいたしました。
また被災地及び世界中の方々に幸せが降り注ぎますようお祈りいたしました。
本年もよろしくお願いいたします。 合掌