EC療法ラストだと思いたい
当初はEC療法4回の予定でしたが、薬が効いているうちに頑張りたいという部長先生のご意向もあり、今回が6回目のEC療法でした。
治療する薬があること、そして薬が効いていることに感謝はしていますが、もう無理かも
いわゆる「赤い悪魔」を見るだけでもう全身で拒否
心も身体も拒否するって本当にあるんですね。
ケモ室の看護師さんは「赤」が見えないように抗がん剤を袋で覆ってくださいました
初日から3日目のジーラスタまで
身体が拒否しているからでしょうか、吐き気がやばかったです。
その時飲めたのは「ファンタグレープ」なんですが、途中からファンタの色が無理になってしまい半分以上残してしまいました
帰宅後、嘔吐。倦怠感・吐き気で唾液を飲み込むことができず、ずっとテッシュを口に加えていました。
ウトウトするも嘔吐反応で起き、また嘔吐。
水分も飲み込めないので、ゼリー・アイスなど味の付いている口当たりのいいもののみなんとかとっていました。
次の日も食欲ナシ同じくゼリー・アイス、夕方やっとお味噌汁少々。
今回は本当にゼリー・アイスに助けられました
これからのこと
きっと問診の際の私の様子があまりにも見かねたのでしょう。
これからの治療について、部長先生はしっかり時間をとってくださいました。
EC療法を8回したかったけれど、そこまで無理してやる必要もない
8回したらしたで、20年後に心不全など副作用が出るかもしれない
6回か8回かで大きく再再発に影響があるとは思っていない
「CTでは効果が見受けられているので、納得する意味でもPETを受けてみてその後を考えましょう」とのことです。
部長先生は常に患者さんが満員なのにしっかり時間をとって、私が納得するまでお話ししてくれ本当にありがたいです。
でも今回1番嬉しかったのは「20年後心不全・・・」のくだり
「私20年も生きられるんですか?!」と
飛び上がって言う私に
「そのつもりで治療しています」と部長先生。
部長先生は体をちゃんと私に向けて目を見て話してくれるのでとても嬉しいです。
今回は本当にしんどくてしんどくてしんどくて、もう無理ってなったけれど、もう少し頑張れそう・・・かな