春の大移動を目前に、私も目まぐるしく動いています。
先日も神戸の実家に行き、帰ってきた時の出来事です。
帰りの新幹線の中で斜め後ろに座っていた人が、ずーーーーっと大声で千原せいじさんみたいな関西弁の一人言を喋っていたんですよ。
うるさい…と思う一方で、この人が近くに現れた理由を考えていました。
大抵の人は大丈夫、受け入れられると思っている自分がいたんですよね！
寛大で良い人な自分。と、思ってる。
でも、うるさい！と思ってる自分。
「そうありたい」と思っているのはもちろんなのですが、「もうできている！」と奢ってるわ私！ダメだなーと。
帰ってきてからホメオパシーを発見・確立したハーネマンが書いた『オルガノン』を読んでいたら、こんなふうな事が書かれていました。
…とてもつらい症状を持っているにも関わらず、親切で思いやりにあふれた良い患者が、症状が改善していくに従って性格が悪くなっていくのを見るのは珍しいことではない…
大雑把にまとめるとこんなふうでした。↑
要するに良い人ってのは世間的に良い人であって、その振る舞いは本来その人の性格から外れすぎていて病気を引き起こしていた。
健康を取り戻すにつれて、本来の性格（その人にとっては自然な性格）が出てきたということです。
良い人になって、これが自分の性格だと思い込んで病気になるのと、性格悪くて元気でいるのとどっちが良いかな、と。
新幹線での出来事を思い出して身震いしましたよ！
性格悪い方がいい！笑
うっさいな、オッサン！って思ってるくらいで良いやと笑
全然、ダメじゃないんですよ。
無意識レベルで良い人の振る舞いをするよう訓練されているのは良いんでしょうが、それに反するような怒りや苦しみといった感情にまでフタをしちゃダメってことですね。
どのポイントに怒りや苦しさを感じるのかまで知った上で、嫌なら仕方ない。
これの◯◯がイヤだ嫌いだ、と思う自分をもっと尊重しようと思った次第です。
私の花粉症だって、別に花粉が嫌いな訳じゃないと思うんですよね。
じゃあ何がイヤなのかなと。
アレルギー薬だけでなく薬も山ほど取っていたので、まだまだ私の体は本来の姿に戻っていないのもあると思います。
でも改善のための入り口をもう一つ見つけた気持ちです。
皆さんはイヤとか嫌いの気持ち、見つけてますか？
何に反応しちゃいますか？
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