さて、
愛していない人との経済的安定と世間体のいい生活
vs
まだまだ安定できないが、愛のある結婚
母の時代はお見合いが主流なのでお見合いに抵抗がないのでしょう。
が、元彼のモラハラは同棲し始めてからパワーアップしたので人と暮らす事自体避けたかった私。
又、従姉妹がお見合い結婚で苦労し人格が変わってしまっているので私はお見合いに対していい印象がないのです。
が、人間慣れる生き物です。誰と結婚しても、置かれた環境下でなんとか納得するようになっていくと思い、今まで迷惑をかけてきた両親に心配をかけないようにお見合いしようかと思った事も。
実際Aが数年後帰国して学生になる時、私は仕事で日本を離れられない。
大学に大学院のローン。二倍の生活費。会いに行く時の旅費。子供はどうする?子供の教育は?お互いに何かあった時は?悩みは国際関係にまで及び顔が痩けて悪夢が続きました。
母には"自分たちの幸せだけを考えず、子供や私たちの事も考えて!黒人との子なんていじめられて大変よ!世間体もあるし!結婚するなら絶縁するから"と言われました。
当時母は元カレとの異変に気付けなかった不甲斐なさを自分のせいにしていて、次に何かあったら死んでしまうくらい私の事を心配していました。口下手の母はいらっとして思ってもない事を言ってしまう事があるのは理解してましたが、これにはかなりきました。
泣いて泣いて!でもAは至って冷静。"外観は変えられない。海外に出た事のない人にただただ、分かって!と言うのは無理。しかし諦めるのではなく会ってもらえた時、この人なら大丈夫!と思われるよう生きていこう。二人の考えが同じ方向を向いていてしっかりしてれば必ずわかってくれる"
といつもポジティブに支えてくれました。
泣きました。Aの思いやりに。
元カレにはお前の家族全員クソ!子供ができても会わせないと言われてきたので、余計に泣けました。
泣いて迷って、数週間考え抜いた私の答えは、結婚するならAと!
たしかに生活は安定していないが、Aは二人の夢を叶える為に頑張ってくれている。(当時、英会話の先生だったAはその後理科の実験助手として公務員採用されました。英会話の先生のほうがペイはよかったですが、大学院にいくに当たり理系の仕事を探していたのです。)
Aは有言実行!言った事はやり遂げる!人間的にできていてカッコいいと思いました。社会人なら当たり前かもしれませんが、元彼は夢ばかり語り形に成らないばかりか人のせいにする残念坊やでしたので、Aの地道な頑張りには胸打たれました。
どんなに辛くてもAとならいつか必ず経済的安定も手に入れられる!と思いました。
結婚の意思を固めてから、母の理解を得るまで、コントのような日常が幕を開けました!
ただ私が答えをだしていたのと、Aのメンタルサポートのおかげでこの辛い時期を楽しく過ごせ、心のリハビリも順調に進みました!
結婚式の衣装選び。日本のレンタルタックス高!と驚いているところ。
