公開初日に鑑賞してまいりました
スノ活して、いろんなアイドル雑誌を読んでたら
どうにも目につくアイドルがいて
最初は、「この人が(旧)ジャニ…? 系統違わないか」と思っていたのだけど
最近ではバラエティでも見かけるようになってきた
「HiHi Jets」の「猪狩蒼弥」くん
最初は「?」だったけど、この人動くとすごく魅力あるんだよね
そして自分が求められる立ち位置をちゃんとわかってて
それに応える、もしくは応えようと一生懸命なのがわかる、
期待の持てるアイドルと私は思う
その猪狩蒼弥くんが映画初出演したのがこの作品
初出演祝いに見に行こうと内容もよく知らずに
チケット購入
新妻役の猪狩くん
若干ネタバレ気味になってしまうけど
初出演としてはとてもよかったと思う
難しい役どころだったと思うけど、最初の役がこれだったので
次からの作品の幅が大きく広げられたのでは…と
そしてここからは映画自体の感想
原作漫画はどこまで反映されてるのかわからないけど
辛い映画だった
見る前にエンタメニュースで
「インティマシー・コーディネーター(IC)を監督が拒否」が話題になっていて
そんなニュースを見たあとだから
辛い性描写のシーンは「ほんとに大丈夫か?トラウマにならないか?」とか
あまり集中できなくて
それ自体(監督が拒否)が性暴力なんじゃないのかなと思ってしまった
原作を読んでいないので、終盤近く私は
「男(早藤)から受けた傷は男(新妻)で癒すのかー、ありきたりな展開…」
と思っていたら全然そうではなくて、
そうだよな、簡単に人の心は切り替わらないよなって単純な自分の発想力に反省
見ていくと、早藤のような男と会い続ける主人公にも同情できず
どうして電話に出続けるのか、二人きりで会うのか
どうして? どうして? がたくさん…
あと、親友の美奈子…美鈴があの状態なのに
早藤をかばって事件にしないようにしたのが私が最大に引いた場面
あんなの親友じゃないでしょ…
そんな早藤や美奈子を赦す美鈴
私は理解できなかった
原作に沿った内容なら仕方ないけど
こんな仕打ちした二人と付き合うなんて
私には考えられないし
IC拒否の監督だから、結局女の人の気持ちなんてわからないんだろうと思ってしまう
重いテーマで考えるべきことがたくさんある作品なのに
残念な感想になってしまった
まあ、私は本来の目的は「祝初出演猪狩」だったのでね
それでヨシ