♪カタカナで書いちゃダメ、ひらがなで書いちゃダメ♪


NEWSの新しいアルバム曲の中の「おもちですか」の中のフレーズにあるように、


「ひまなつく」


ひらがなだらけでなんのこと⁉️


でも、今回は全部ひらがななのよ。


「なつく」は「懐く」か…


何のこと⁈


解説します。


いつもながら、大したことじゃないので、読んでもくだらないということは覚悟の上、お読みください。




職場では、デイサービスではなくて、まだ、介護認定を受けてない高齢者向けに、体操教室も行っております。


これ、市の事業を当施設で請け負っている形なのですが、送迎付きで、週2回2時間ほど体操してます。


が、


簡単な介護予防体操で、メインはお口の体操です。おしゃべりをよくします。


介護認定を受けるほどではない方でも、自分で出かけるということはかなりハードルが上がることで、そうなると、家の中で1日過ごされている方がほとんど。同年代の人達と会う機会もなければ、誰とも話さないで過ごす方達も多い。


送迎付きで、同年代の人達とおしゃべりしながら体操をする機会があるということは、この年代の方達にとってとても貴重なのです。


中には、自分が高齢者特有の病気であることにも気がつかず、何か体調悪いので体操しに来ました、という方もいらっしゃいます。


社会との接点が少ないと、自分の状況も客観的に把握できないで過ごされている方も多いです。


この体操教室、市の事業なので色々決まりがあります。3ヶ月で1クールで、2クールは続けて来られるが、それ以上は来られない。せっかく、高齢者の生活の中に組み込まれて、慣れてきた頃に終わってしまう。幅広く高齢者の方々に機会を提供したいということなのですが、後のフォローも大切です。新たな該当者なければ、また復活したりもできるのですが、それでも半年後とかになってしまう。高齢者にとって、半年は長い。


あるご夫婦も、昨日が最終日でした。


息子さんご家族と住まわれていますが、ご家族はお仕事に行ってしまい日中は老夫婦お二人だけ。

奥さんがたぶん認知症から来るうつ状態で、旦那さんがいろいろ声かけしたり気にかけている感じです。

奥さんの調子が良くない時は、旦那さん1人でもいらっしゃったり、通院と重なるとお二人でお休みされたりしてましたが、やっと、ここのところ、お二人で参加してくださることができていたのに、お終いです。


お迎えに行っても、お留守の時もあれば、寝巻きで出て来られて着替えて今から行きますと待たされたこともありましたが、こちらもそこらへんは想定内ですので、臨機応変に対応です。


このお家にいるのが、犬のひまわりちゃん。通称ひま。

中型のプードルでしょうか?真っ白で、お顔丸くカットされていて、お花の中に顔があるようです。


お家の呼び鈴押す前に、まず、家の中でひまちゃんが吠え出す声が聴こえる。


とても、お行儀の良い子で、家の人がドアあけて応対している時は吠えないし、飛び出して来ることもない。


しかし、ご夫婦が用意して出てくるまでに時間がかかる時なんか、旦那さんが「ひま、サービスして来て」なんて言うと、私のところまで来て、ペロペロして遊んでくれるのよ。


それがさ、最後の日、体操終わってご夫婦送って行った時、ひまちゃん出てきて、ご夫婦そっちのけで、私に向かって来るのよ。人間同士の挨拶していると、「私には⁈」と言わんばかりに、吠えるともならない催促の甘えるような声だけ出して待っていて、「ひまわりちゃんにもまた会いたいなあ」と手を差し伸べると、待ってましたとばかりに飛び跳ねてペロペロ。


以上が、「ひまなつく」の解説でした。指差し