現在高校二年生の娘が中学三年で摂食障害(拒食症)を発症し、回復までの道のりと個人的に感じたこと、思ったことを記録しています。
だいぶ間が空いてしまいました
外出した時には食べるようになった娘。
良くなっていったようにも見えますが、
荒れることも多かったです。
登山に行った日の前日も、一波乱ありました。
その日(登山前日)も家族で外出していました。
帰ってきたのはすでに夕食の時間。
食べないと思いつつもなるべく早く夕食にしたい私。(夜遅いと食べない拒食あるあるルールがあるので)
そして片付け、次の日のサンドイッチの下準備、朝早いから洗濯しちゃって、早く寝て…ああ、明日は大丈夫だろうか?と思いながら恐らく硬い表情で無言でバタバタ家事をしていたからでしょう。
突然、バタン!とドアを閉めて娘が部屋に閉じこもった様子。
何だ!?と
ドアをノックして声をかけても無言。
リストカットの心配もあったので部屋に入ろうとすると、中からドアが開かないように押し戻す娘。
(娘の部屋は最初から仕様で鍵がありません)
無理矢理ドアの隙間から入り込むと、真っ暗な中でしゃがみこんでいました。
「どうした?」と声を掛けても目を合わさないように視線を背ける顔が、取り憑かれているような、娘とは思えない表情。
何を聞いても、声を掛けても、頑として話そうとしない。
小さい頃から怒るとそんな節がありました。
「ひょっとして、ママが怒ってると思ってる?」
「そうだとしたら違うからね。やらなきゃいけないことがたくさんあって、
明日も心配だったから無言でバタバタやってたけど、怒ってたわけじゃないよ」
と話すと、ふっと娘の様子が和らぐのを感じました。
その後の詳細は覚えていませんが、主治医にそのことを話すと、その対応でいいと思いますよ、と言っていただいたのを覚えています。
娘が発症する前、夫に対するイライラを家事をしながら出しまくっていました (反省)。
気を遣う娘は手伝ったり声を掛けてくれたりしていましたが、そんな私に怒りの気持ちもあったのかもしれません。それがこの時、言葉にはまだ出せないけれど、態度として出せるようになったのかもしれない、と振り返って思います。
この時はまだわかりませんでしたが、後に娘は自分の感情や思ったことを素直に話せるようになることが必要なんだと思うようになりました。
そして、私も同じことが必要なんだとわかりました。