現在高校三年生の娘が中学三年で摂食障害(拒食症)を発症し、回復までの道のりと個人的に感じたこと、思ったことを記録しています。
毎度久しぶりの投稿になってしまいますが、見ていただいてありがとうございます。
発症から4ヶ月経過した12月中旬、娘が「3学期から学校に行く」と言い出しました。
その頃、体重の減少に少しブレーキがかかり、笑顔が増え冗談も言うようになっていた娘。
「回復してるかも」と勝手に嬉しくなってしまった私。大失敗しました。
主治医との3人での診察の時、「3学期から学校に行くと言っています」と娘ではなく私が、しかも事前に「先生に話す?」と娘に相談することなく話をしてしまいました。
話すのも恥ずかしいが・・・。
言ってから、隣の娘の様子がちょっと硬くなるのを感じ、「しまった!」と思ってもあとの祭り。
先生も、「体重がここのところキープできているし、学校行ってみようか」と話が先に進んでしまいました。
その日以降、キープしていた体重はどんどん下がり始めます。
「学校に行きたい」ではなく「行かなきゃ」だったんですね。
娘としっかり話をして心の奥の気持ちを理解して、本当に行きたいのであれば、娘が自分から医師に話すのを待つ。
そういった娘の意志を聴いて行動を待ってみるということの大切さを当時の私はあまり意識できていませんでした。
この件で、自分がいかにこれまで娘の話を聞いてるようでしっかり聴いておらず、先回りして突っ走っていたのかを思い知りました。
そして、娘の話をしっかり聴こう、と心に誓うのでした。
(と言っても習性は直ぐには治らないものですね。今でもたまにやってしまいます・・・)