現在高校二年生の娘が中学三年で摂食障害(拒食症)を発症し、回復までの道のりと個人的に感じたこと、思ったことを記録しています。

娘と楽しむための外出、
最初は私が◯◯へ行かない?と

誘っていましたが、

少しずつ娘から「◯◯へ行ってみたい」と

言うようになりました。

 

食べずに出歩くことに不安はありましたが、

娘の希望を叶えていました。

一番ヒヤヒヤしたのは登山。

娘が「サンドイッチを作って山頂で食べたい」と。

滝汗

 

医師に相談すると

「行って大丈夫でしょう」

とのことでした。

(まだそのエネルギーはあると判断したのだと思います)

 

 

娘には「朝と昼(サンドイッチ)をちゃんと食べ、

登山中にエナジーゼリーを飲むこと。

登山中に動けなくなったら救助が必要になる」

と話し行くことにしました。

 

娘は約束通り、朝食を取り、ゼリーを飲み、

途中私のほうが歩けなくなりそうになりながら、

山頂に到着。そして

サンドイッチ、完食

「おいしい」と笑顔で食べる様子を見て

涙ぐむ母。

(下山後夕食は勿論食べませんでしたが真顔

 

そこから、

娘は外出すると外出先ではしっかり食事を摂るようになりました。

 

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今日、梅が咲いていました。

春が近づいていることを感じました。

 

娘の拒食が酷かった頃、

毎日目が覚めると同時に

なんとも言えないおもーい気持ちが襲ってきて、

深呼吸をして起き上がる

そんな日々でした。

 

そんなある日、

その年の初詣(まだ拒食を発症していない時)

のおみくじで

「薬師如来を信じてよし」(だったかな?)と

書いてあったことを思い出し、

 

神をもすがる気持ちで

薬師如来を祀るお寺を探してみると

意外にも徒歩でいける距離にありました。

 

私は仏教徒でも何かの信者でもありません。

それまで仏像を拝んでなにが救われるのだろう?

と思っていましたが、

(仏様すみません)

 

拝んでみると、

 

何だか救われた気持ちになりました昇天(笑)

 

そして、

帰りがけにお寺の門の脇に

貼られた言葉

「春の来ない冬はない」

 

それを見て

きっと大丈夫

少しそう思えました。