現在高校二年生の娘が中学三年で摂食障害(拒食症)を発症し、回復までの道のりと個人的に感じたこと、思ったことを記録しています。

 

 

風邪をひいてしまったのか、しばらく体調不良でした。

流行っているようですね。

皆様もお気をつけください。

 

でも一つ風邪の功名が。

 

娘より先に寝ることができました。

 

もう、自傷はよっぽどでない限りしないだろうと思えているのですが、

夜、娘が1人起きているということへの不安がどうしてもとれませんでした。

 

リストカットしていた頃、

夜みんなが寝静まってから独りでこっそりしていたと後から話してくれました。

 

想像したその姿が脳裏から離れません。

 

娘が部屋のドアを閉めて、

明かりを消して

ベッドに入り

目覚ましタイマーをセットする音を聞くと、

ようやく寝ることができます。 苦笑。

 

 

数ヶ月前に、「まだ(カッターを)見ると、(リストカット)したくなっちゃう」と言っていた娘。

そう話せるときは大丈夫、と訪問の看護師さんに言われました。

 

そろそろ、娘が寝るのを見(聞き?)届けることも、手放そうと思います。

 

 

2年前。

 

スクールカウンセラーに相談後、翌日の夜に学校の先生からSMSが入りました。

明日、学校に私(親)が来てください、と。

 

急に仕事を休むことは難しかったので、日にち変更を依頼するも、

「明日でお願いします」とのこと。

 

嫌な予感を感じつつ、学校に行くと生徒指導の先生含め3人の先生と面談に。

 

そして

「明日から出席停止にします」

と告げられたのでした。

 

 

理由を聞くと、

遠回しな言い方でしたが

 

万一学校でリストカットしてしまったら、他の生徒に影響がでるから

 

というようなことでした…。

 

 

でも結果的には、娘はゆっくり休めることになったので、良かった

と今は思っています。

学校も、そういう意図があったのかもしれないですね。

 

そして、娘がその後入院することになるまでの約4ヶ月、私は仕事を辞め、娘と色々なことをしました。

 

自転車で近所のおもしろそうなお店巡りしたり

色々なクラフトをしたり

クリスマーケットに行ったり

登山(汗)したり…

 

その時の娘の嬉しそうな顔は忘れられません。

 

特に、片道3時間近くかけて行った小さなマルシェ。

日頃ほとんど要求をしなかった娘が「行きたい」と言ったところ。

「行きたい」という気持ちが嬉しくて、

ためらいつつも(その時すでに娘は拒食真っ只中でした 汗)

「いいよ、行こう」と言ったとき、

いつも生気のない顔だった娘が、その時は目を輝やかせていました。

 

 

娘が小学生の頃、私は頻繁に仕事の帰りが遅くなり、

娘は、学校→学童→家に帰ってしばらく一人。

私が帰ってもバタバタと夕食の準備などでゆっくり話をする時間もない

そんな生活でした。

 

なので、学校を休んでいるこの期間、一緒にたくさんのことをする時間が楽しかったのではないかと思います。

そして、そんな時間を取れたことを今は本当に良かったと思っています。