現在高校三年生の娘が中学三年で摂食障害(拒食症)を発症し、回復までの道のりと個人的に感じたこと、思ったことを記録しています。
見ていただいてありがとうございます。
久しぶりの投稿になります。
一年前から心理系の資格勉強を始めました(私が)。
もともと心理学に興味があったことと、
娘の行動や気持ちを理解したいということ、
そろそろ私自身が何かをしたい、ということ
この年齢でも新たに何かを始めることができる姿を娘にも見てもらいたい、
というようなことから始めました。
学び始めて、これまでの娘や自分の行動が「こういうことだったんだ」と思うことが多々あります。
そんなことを織り交ぜながら続きを書いていこうと思います。
発症して3ヶ月経過頃
この頃、外出時にはしっかり一人前を食べるようになりました。
が、事前に入念なチェックを行い、
「ここ」と決めた飲食店の場合です。
混雑などで入れず急遽変更した場合、
当然「食べない」です。
体重は少しの増減をしながらゆるやかに減っていました。
もちろん、増えているときは不機嫌
減っているときはご機嫌です。
ただ、娘と向き合う時間を作る中で、徐々に娘の気持ちが安定している日が増えていったように思います。
ちなみに以前に書いたかもですが、私は仕事を辞めました。
もともと仕事が精神的にきつかったので、ちょうどよかった(というより必然だったのかもしれない)です。
子供が小さい頃や不安定なとき、
母親は仕事をやめるべきか、
と悩むことが多いかと思います。
私が考える基準は、
親が子どもと気持ちに余裕をもって接する時間を取れるかどうか、
だと今は思います。
(もちろん、金銭的な面で働かないといけない、ということもあると思います。)
仕事をやめることで、かえってフラストレーションが溜まってしまう、仕事をした方がその分子どもに優しい気持ちで接することができる、ということであれば続けた方がよいのだと思います。
話がそれました。
よく言われる「安心・安全」を娘が感じられるようになってきていたのかもしれません。
娘にとっての安心・安全は、私がピリピリせず穏やかにしていること、そして学校や勉強のストレスから離れていることだったのだと思います。
当時の娘を振り返ると、
心の中はこんな感じだったのではないかと思います。
いい成績をキープするためにたくさん勉強しなきゃ
でも、やらなきゃいけない課題や提出物も山積み
でも先生から悪い印象を持たれないよう、課題はきっちりやらなきゃ
友達からも嫌われないように気をつけなきゃ
でも、最近うまくいかないことがある
それなのに、
家ではお母さんは大変そうだし機嫌悪そうにしている
だから話せないし、気を使わなきゃ
高校3年の現在の娘は、だいぶ「◯◯しなきゃ」が緩みましたが、
「いい成績」への拘りはまだまだ残っています。
ゆるんできたからこそ、勉強せず寝ちゃったり動画みちゃったりするのですが
それで自分を責める、の構図は基本変わってません。
いい成績の拘りは、受験のため、ではありません。
娘の行きたい大学・学部は、現在の模試の偏差値でかなりの余裕があります。
娘自身も、そんなしゃかりきに勉強しなくて大丈夫、とわかっています。
自分でも「変なプライドがある」と言っています。
現在の主治医は、「まだ安心できないんですね」と言っていました。
その「安心」は「ありのままの自分」で大丈夫、と思えることだと理解しました。
私自身も気を抜くと「自分ってダメだな」と自分を責めてしまいます。
親子で真面目か。
とかなんとか言いながら
きのうは二人でガストで「から好し」の唐揚げ定食を美味しい♪と
言いながら食べて、幸せだな、と思いました。