公文を始めてから、困ったのは、勉強がわからない時の対処の仕方です。

当たり前なのですが、勉強をしていると「わからない・できない」と言う時があると思います。

うちの息子は、大人の私から見ると簡単な内容ですが、「わからない・できない」は、公文を始めてから、今までありました。


過去記事参照↓

これを見てから、足りてない部分の、原因追及をするようにしました。
公文の先生に聞いたり、息子をよく観察したり。
その中で、私が良いなと思うのは、前の教材に戻ってみるという事です。
公文では、先生に相談すると、一つ前のレベルのプリントをもらえます。
それをやると、苦手部分がわかるようになります。
前のレベルのプリントをやっていると、わかるところはスイスイやるけれど、苦手なところに入ると、急にスピードが落ちたり、避けたりします。
それを見て「あー、これが苦手なのね」とわかります。
少し前までは、私自身が、前のプリントに戻る事に抵抗がありました。
レベルが、どんどん進む事しか望んでいなかったんだと思います。
それを察してか、息子も最初は、前のレベルのプリントに戻る事に抵抗がありました。「僕、お兄さんだから、それは前のやつだからやりたくない。」と言っていました。
でも、私が「今日は、前のプリントをやろうか?勉強が、わからないのにはね、理由があるんだよ。ほら、簡単なやつだよ。今日は、簡単だからすぐ終わって、遊べるしね。ラッキー。」と言うようになってから、進んでやるようになりました。
私が、無意識のうちに、息子に「前のプリントをやるのは、ちょっと…」という雰囲気を醸し出していたのかもしれません。

公文始めて良かった事の一つに「わからないという事は、悪い事でも、恥ずかしい事でもない。その時、前に戻ってやるのも、恥ずかしい事じゃない。わからない理由もわかから、むしろ、良い事だ」という意識が、親子で生まれたのは、良かったと思っています。
今後も息子の「わからない・できない」に寄り添って、二人三脚やって行きたいなと思います。
そして、このような事を通じて、実践的な勉強だけではなく「問題解決に辿り着くために、論理的に考える力」が息子の中で育つと良いなと考えています。