こんにちは!今回ブログを担当する一年目の吉井です
このブログでは私が夢中で読み進めた小説シリーズ、「八咫烏シリーズ」について紹介していきます
八咫烏シリーズは全13巻(外伝2冊含む)の和風ファンタジー小説ですここではシリーズ第一作目「烏に単は似合わない」のあらすじを紹介します
物語の舞台は、「八咫烏(やたがらす)」たちが暮らす世界「山内」
山内では、世継ぎである若宮の后選びが始まろうとしていた朝廷で権力を争う有力貴族の四家から4人の姫が后候補として遣わされた
春夏秋冬を表したかのような煌びやかな姫たちが后の座を競う
ところが肝心の若宮が一向に現れないまま、侍女の失踪や謎の手紙、後宮への侵入者など様々な事件が起こり、、、
というのが簡単なあらすじです~
華やかで壮大な世界観と周到に仕掛けられた謎、魅力的な登場人物たちにどんどん引き込まれていきます
私のお気に入りの登場人物は后候補の一人、真赭の薄(ますほのすすき)です!!!!彼女は良くも悪くも貴族らしく振る舞い、気品と責任を重んじている人物です。彼女の高貴さにとても心惹かれます!!!!!
シリーズを通して時代は大きく移り変わり、主人公も巻ごとに変化します。読み進めるうちに、それぞれの物語が一つの歴史としてつながっていく展開には驚かされるばかりです
また、登場人物たちの想いや葛藤が丁寧に描写されており、ひとつの正義だけでは語れない世界が広がっています「次は誰の物語
」「あの出来事の裏には何が
」と夢中で読み進めてしまう作品です
現在(6月25日時点)公式サイトでは第一、二、三、四、七巻の一部の章を全文無料公開していますまた、八咫烏シリーズにはコミカライズ版とアニメ版もあります、、、どちらも原作の魅力とその媒体ならではの良さがたっぷり詰まっています
気になった方はぜひ「八咫烏シリーズ」に触れてみてください
◆タイトル : 烏に単は似合わない
◆作者 :阿部智里
◆出版社 :文藝春秋