ブログ担当が回ってきました、筒井です
なんとなく手を出したゲームが予想以上に面白かったので、紹介します
今回紹介するのは「STAFFER CASE」端的に言えば、推理アドベンチャーゲームです
そこではマナ・・・世界の法則を捻じ曲げ、様々な異常現象を起こす物質が発見されています。このマナによって引き起こされる異常現象を作中ではマナ現象と呼び、さらにそれを生まれつき操れる、「ステッパー」と呼ばれる超能力者が存在しています。ロンドンでは全人口の1割がステッパーとなっており、いろいろとトラブルも発生しているようです
これらのトラブルに対応する機関として、マナ現象管理局(以下管理局)が、全てのマナ現象を管理・統制している・・・とのことです
この管理局の1部署、マナ事件専任チームにスカウトされた主人公、「ノートリック・ケース」(以下ノート)の視点で物語は進行していきます。ちなみにノートはステッパーではありません
推理パートでは、現場の資料や、同僚のステッパーたちの超能力(以下スキル)をもとに作成された書類を確認し、その矛盾点を探していきます
例えば「陳述書」では、「振動検知」スキルによって供述とともに異常心拍も記録されます。異常心拍は強い衝撃を受けたことを供述しようとしているか、嘘をついているときに記録されます。陳述と異常心拍の対応に不自然なところがあれば、そこをチェックして回答します
とはいえ、強弁すれば逃れられなくもないので・・・別の資料と突き合わせて矛盾がないか、確認することも必要になってきます。
「痕跡写真」では、現場についた足跡などが、何時つけられたか確認することができます例えば「陳述書」で「現場には1度しか行ってない!」と言っていても、「痕跡写真」に2回足跡が記録されていれば、矛盾となります
他の特殊書類として、「記憶調査書」があります。これは物体の記憶を読み取るスキル、「接触型記憶スキャン」でどんなものに、どんな記憶があったかを記録したものです。
ただし、読み取れる記憶には制限があり、聴覚、嗅覚、触覚の記憶だけになってます。まあ視覚もあったら全部のものが監視カメラになって、即解決、になっちゃいますからね・・・
そのほかには仲間との会話を「録音データ」として出力し、それに対して根拠を示しつつ同意・否定をすることもあります。
では最初のCASE、「舞台裏」について簡単に紹介します体験版でも配信されている内容ですが、ネタバレが嫌な方はブラウザバックして下さい。。m(_ _)m
被害者はサーカス団の団長、兼劇場のオーナー。死因は頭部に対して強い衝撃がかかったこと
凶器はどこからも見つからず、マナ事件専任チームが担当することになりました
現場となった待機室については上記「痕跡写真」と「記憶調査書」に加え、天井付近になぜか血痕が残されていました。。
調査を進めていきましたが、判明していったのは団長がかなり問題のある人物だったこと。特に最近はギャンブルで借金をしていたそうで、団員に対する暴言や、ときに暴力をふるってたそうです
要するに、3名全員に殺害動機はありましたしかし凶器はどこからも見つからず、仮にスキルを使っていたとしても痕跡と矛盾する・・・と八方ふさがりの状況に
しかし4人目のステッパー・・・被害者自身のスキルについては検証していませんでした。被害者のスキルは「物体高速発射」。しかも被害者はそれを使って宙を飛ぶパフォーマンスもしていたそうです
つまり事件の真相は・・・被害者自身が最高速で自分自身を「発射」し、天井に激突。すなわち自殺
この結論に至ったノートは、それを団員らに説明。団員らは劇団を続けていくことを誓うこれにて事件解決。めでたしめでたし
・・・本当に?
これ、真犯人によるミスリードです。(このエンドに到達した場合、steamでは専用の実績が取れます)果たして真犯人は誰なのかそして凶器は一体どこに
真相は自分の目で確かめてください
以上、筒井でした